出版社内容情報
移動要塞〈ガーディアン〉に、ジンジャー主演映画の出演依頼が寄せられた。宇宙一物騒な夫婦の反撃が今始まる! 異色なラヴロマンスに終幕は訪れるのか? 怒濤のごとき最終巻。
内容説明
おまえ本当に優しい男だな、海賊。巨大なクーアの権力にも何の興味も無かったくせに、おまえは私につきあってくれた。だから―だからもう終わりにしよう。最重要課題であるダニエル救出作戦はジンジャー主演で華々しく開幕し…そしてラヴロマンスも終幕を迎えるスカーレット・ウィザード最終巻。
著者等紹介
茅田砂胡[カヤタスナコ]
5月3日生まれ、牡牛座。デルフィニアシリーズで小説デビューをはたす。既刊に「デルフィニア戦記」「スカーレット・ウィザード」「桐原家の人々」「王女グリンダ」(小社刊)、「レディ・ガンナーの冒険」(角川スニーカー文庫)がある
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みっちゃん
79
え〜ん゚。(p>∧
文庫フリーク@灯れ松明の火
66
再読 『あれはな、エキストラの皆さんだ』そりゃ真っ白になって突っ伏しますとも。ジャスミン最高、腹筋痛い。ああ、こうして再読すると『暁の〜』 『クラ・ブレ』につながるキャラがなんて多いのだろう。 『大鷲の誓い』ならぬケリーの誓い『一生かかっても無理なら、もう一生かけるまでだ』は外伝だったか。2010/12/04
エンブレムT
60
恐るべき非常識をチカラ技でもって魅力に変えてきたケリーとジャスミン。でもまさか、そのチカラ技でもってこの物語をラブストーリーにまでしてしまえるとは思いもしませんでした。ピンチに続々と助っ人が集まってくるシーンが好きで、「あれはな、エキストラの皆さんだ」に大爆笑し、そのノリで最後まで突っ走ると思ってたもので、ラスト35ページの展開には心底ビックリしました。作者の『SFふうハーレクイン・ヴァイオレンス・ロマンス』という主張には納得です。でも、アレで完結ってのは納得できないですよー!外伝に期待して良いのかな?2011/01/04
みぃー
54
怒濤の最終巻。ダニエル救出作戦始動。ハラハラしながら読み進めた。連邦軍軍艦と海賊船の共演には笑った。ラブロマンスは…びっ、びっくりした…。そうくるかー!裏表紙の2人、そう言うことかー。うん。この夫婦素敵だなー。次は外伝へ。楽しみ♪2016/11/02
しゅてふぁん
34
色んな人々を巻き込んで大暴れする最終巻。臨場感だっぷりでハラハラした。ケリーとジャスミン、二人が力を合わせると無敵だよね。いやぁ、ジャスミンは強かった。しかし、これまた予想外の結末でした。あーーー、いいなぁ、宇宙。2018/08/05