内容説明
それは暗い地下室の片隅で生まれた。許されざるいのち―。父の奇怪な所行を目撃し、胸を痛める可憐な少女。その無垢な涙に心動かされ、青年探偵木暮十三郎が立ち上がる。モダン都市東京の闇に蠢く怪異、行く手を阻む憲兵隊の長い影、帝都を震撼させる大銃撃戦。愛憎と欲望の果に訪れた悲劇とは。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anri0912
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大正時代を舞台にしたレトロな雰囲気漂う探偵小説です。 エンターテイメント小説ですね。 登場人物のキャラがとてもたっていて 読みやすく、最後には少しシンミリしてしまいました。 本当にサラサラと読めるので、ちょっと息抜きしたい時に読む一冊としてもピッタリだと思います。 シリーズものなので続きが楽しみ!!2015/04/23
ありさと
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ノベルス版に出会えたので再読。レミントンを構える礼乃さんは素敵だなあ。怪奇事件専門になったのはシリーズ始まってからの気がしてたけど元からだったか。2011/11/08
tomite
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見事な勧善懲悪モノ。実に読みやすい。さりげなく大正末期の時代背景なども描かれているのが、嬉しい。2010/10/10
かみこ
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さらりと読みやすい。2010/02/04
お~い
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昔読んだ本