中村幸彦著述集 〈第4巻〉 近世小説史

中村幸彦著述集 〈第4巻〉 近世小説史

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  • サイズ A5判/ページ数 553p/高さ 23X17cm
  • 商品コード 9784124021448
  • NDC分類 910.25

内容説明

講義ノートをもとに、近世小説の流れを様式の変遷を中心に書き下ろされた本巻は、多くの問題点を提示するとともに方法論解明の豊かな示唆に富む。

目次

第1章 序説―近世小説史の課題
第2章 仮名草子の性格
第3章 西鶴作品の史的意義
第4章 八文字屋本の顛末
第5章 文運東漸
第6章 初期読本の作家達
第7章 前期滑稽本の展開
第8章 酒落本の変遷
第9章 後期滑稽本の興趣
第10章 後期読本の推移
第11章 人情本と為永春水―付『梅ごよみ』へんちき論
第12章 草双紙の諸相