中公文庫<br> 東京ディープな宿

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中公文庫
東京ディープな宿

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  • サイズ 文庫判/ページ数 191p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784122045156
  • NDC分類 689.8
  • Cコード C1195

出版社内容情報

東京への「近場旅」を薦め、一度は泊まってみたい(?)都内にある怪しく不可思議なホテル、旅館の数々。

内容説明

ここは本当に21世紀の東京か?そんな疑問と違和感を抱かせる宿と町並みもまだ東京にはしぶとく残っている。一風変わっているけれど、なんだか懐かしくて安らぎを覚える宿に泊まり、その近所を気の向くままにそぞろ歩いて綴ったエッセイ集。

目次

中央線の町の洋風ロッヂング―萩窪・旅館西郊
多国籍タウンの中国人宿に泊まる―西池袋・昌庭之家
江東楽天地 眺めのいいホテル―錦糸町・マリオットホテル東武
三田の横丁に、味な宿を発見!―三田・東京讃岐会館
歳末の人形町を歩く―人形町・ホテル吉晁
東大受験生の古宿―本郷・鳳明館
山の手銀座の文人宿―神楽坂・和可菜
空港際の漁師町探訪―羽田・東急ホテル
秋川渓谷 軍人たちの秘宿―武蔵五日市・石舟閣
靖国な宿に泊まって古本屋街をあさる―九段下・九段会館
池上本門寺と大観の隠れ宿―千鳥町・観月
丸ビルと改札が見える部屋―東京駅・東京ステーションホテル
不忍池畔の奇観ホテル―上野池之端・ソフィテル東京
異邦人気分で裏浅草を歩く―浅草・台東旅館
織物街道の旅人宿―青梅・橋本屋旅館

著者等紹介

泉麻人[イズミアサト]
1956年東京生まれ。慶応大学商学部卒業。東京ニュース通信社に入社、「週刊テレビガイド」の編集の傍ら「スタジオ・ボイス」「ポパイ」などに原稿を書き始める。84年退社、フリーのコラムニストとなる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

marua

2
再読。わずか10年ほど前に出た本なのに東京はめまぐるしく変わっていくことを痛感。震災の影響で九段会館はなくなり、スカイツリーがらみで錦糸町はどんどん「クリーン」に作り変えられた。6年後に向かってまたどんどん変わっていくであろう東京の、2000年代の貴重な記録。どうぞ表紙の西郊ロッヂだけはそのままでいて。私も泊まりに行きたい。2014/08/06

トミーT

1
泉麻人が得意とする、東京の街を巡る本だが、単なる街の紹介ではなく、都内在住者はあまり経験しない「都内の宿の宿泊記」である。 最初にお断りしなくてはいけないが、本書の初版は2005年。既に15年以上経過しているので、例えば表紙の写真にある荻窪の西郊ロッヂング(旅館西郊新館)はウィキペディアによればアパートになっているとのことだし、上野にあったソフィテル東京は解体されて高層マンションになっている。 東京も移り変わりの激しい都市ゆえのことであるが、そういう意味でもノスタルジーを掻き立てられる内容となっている。2023/04/06

あーさー

1
泉麻人さんが、東京にある「宿」をレポートしております。多種多彩といった感じで、興味深く面白いです。2022/08/30

yonet35

1
題名通り「東京ディープな宿」。ディープ過ぎて途中からついていけなくなった・・・。2011/02/14

akiz

0
ブログとかの気になるけど入りにくいメシ屋ルポとかが好きなんで、これも同様に好き2014/03/28

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