内容説明
郵便局はなぜ民営化されなければならないのか―。利用者のためか、財政問題か、それとも純粋に政治的な理由か。構造改革の最大のテーマを俯瞰する、初めての論文アンソロジー。
目次
1 小泉の闘い(私の郵政改革論;郵政民営化は譲れぬ、改革は頂上から一気に ほか)
2 利用者の視点(郵便局と私;赤いポストをみるたびに腹が立つ ほか)
3 攻防、一九九七年(官民活動分担のモノサシを使って財投改革を実現せよ;表層的な郵貯民営化は国益にならず ほか)
4 再燃(国民の要請と政治の間で翻弄される郵政三事業;公社化では解決しない三つの論点 ほか)