出版社内容情報
現代の日本人は、四~五人に一人の割合で、肝機能に異常があるとされる。「沈黙の臓器」である肝臓の異変に気づかないまま、慢性の病で死に至る場合も多い。本書では、健康診断以外で意識しづらい肝臓について、機能をイチから解説。飲酒やダイエットとの関係、検診項目の見方、主な肝臓病と最新の治療など、医学史の流れをふまえつつ紹介する。健康な毎日のために知っておきたい、人体最大の臓器をめぐる医学講義。
内容説明
現代の日本人は、四~五人に一人の割合で、肝機能に異常があるとされる。「沈黙の臓器」である肝臓の異変に気づかぬまま、慢性の病で死に至る場合も多い。本書では、健康診断以外で意識しづらい肝臓について、基礎知識をイチから解説。飲酒やダイエットとの関係、健診項目の見方、主な肝臓病と最新の治療などを、医学史の流れをふまえつつ紹介する。健康な毎日のために知っておきたい、人体最大の臓器をめぐる医学講義。
目次
第1章 食べ物、占い、そして黄疸―人と肝臓の出合い
第2章 歴史の中の肝臓―「肝臓の構造」はいかに記述されてきたか
第3章 「沈黙の臓器」の仕事―肝臓の機能
第4章 アルコールvs.肝臓―飲んでいい人、だめな人
第5章 肝炎との戦い―研究者の格闘の歴史
第6章 肝臓がんの特徴―肝臓の線維化とがん化
第7章 肝硬変の怖さ―肝不全と門脈圧亢進症
第8章 肝臓の病気をもっと知る―代表的な肝臓病
終章 肝臓を守るためにできること
著者等紹介
竹原徹郎[タケハラテツオ]
1959年、東京都生まれ。大阪大学大学院医学系研究科教授(消化器内科学)。1984年に大阪大学医学部を卒業後、第一内科入局。1993年、医学博士。1998‐2000年、米国マサチューセッツ総合病院消化器科研究員(ハーバード大学医学部)。2011年から現職。2018年から日本肝臓学会理事長。2022年4月から大阪大学医学部附属病院病院長。専門:肝臓病学、消化器病学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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