中公新書<br> 第一次世界大戦史―諷刺画とともに見る指導者たち

個数:

中公新書
第一次世界大戦史―諷刺画とともに見る指導者たち

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2024年04月23日 19時40分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 266p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121023681
  • NDC分類 209.71
  • Cコード C1222

出版社内容情報

第一次世界大戦では、戦意高揚や敵国を揶揄するための風刺画が、各国メディアで多用された。複雑な大戦史を絵を織り交ぜながら追う。

内容説明

一九一四年に勃発した戦争は、当初の予測を裏切り、四年以上に及ぶ最初の世界大戦となった。その渦中で、皇帝や政治家、軍人などの指導者は、どのような選択と行動をし、それは戦況にいかなる影響をもたらしたのか。本書は重要人物や戦場を描いた一〇〇点近くの諷刺画を織り交ぜ、当時を再現しながら、戦いの軌跡をたどる。複雑な背景を持ち、八五〇万人以上の戦死者が出た大戦を多面的に読み解き、実態を示す。

目次

序章 七月危機から大戦勃発まで
第1章 一九一四年終わらなかった戦争
第2章 一九一五年長引く戦争
第3章 一九一六年消耗戦の展開
第4章 一九一七年アメリカ来たりてロシア去る
第5章 一九一八年ドイツの賭けと時の運
終章 ヴェルサイユ条約とその後の群像

著者等紹介

飯倉章[イイクラアキラ]
1956年、茨城県古河市生まれ。79年、慶應義塾大学経済学部卒業。92年、国際大学大学院国際関係学研究科修士課程修了(国際関係学修士)。2010年、学術博士(聖学院大学)。国民金融公庫職員、国際大学日米関係研究所リサーチ・アシスタントを経て、城西国際大学国際人文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nnpusnsn1945

57
『新・映像の世紀』で第一次世界大戦について視聴していたため、ピンとくる話が多かった。(地雷やロシア革命、ヴェルサイユ条約など)風刺画が混じっているため、状況が整理しやすい。日本の参戦も多く言及されていた。大戦以降、大陸の権益に手を出しはじめているが、外国から脅威と見なされている様子が伺える。ドイツ軍は、リヒトホーフェンやレットウ=フォルベックといった英雄が多かったようだ。フォルベックはゲリラ戦の指導者として名高い。2021/12/28

Tomoichi

23
日本も参戦しているが対華21か条しか取り上げられない第一次世界大戦。今も欧州で深く歴史として刻まれる戦いをサラエボ事件からベルサイユ条約後まで一気に読ませる。ロシア皇帝ニコライ二世の無能が戦争と革命と自らの死を呼び、拳をあげながら戦に弱いオーストリアは帝国が崩壊し、助っ人のはずが悪役を気受けたドイツは同じく帝国が滅ぶ。ドイツ憎しの連合国は第二次大戦の種を蒔く。本書を読むと総力戦に貧乏国家がどう挑むかに悩み苦しんだ「持たざる国」日本の姿が目に浮かぶ。2018/10/07

18_y_1977

15
あまり理解していなかった第一次世界大戦の一連の流れが解りやすく書かれていた。連鎖的に次々と戦争に巻き込まれていき、意図せず世界大戦に。一旦動き始めれば、簡単には終息できず多大な犠牲を出し、終戦処理が次の報復を生む。わずか100年前の出来事、同じ道を歩まぬよう歴史を学んでいきたい。2017/09/10

skunk_c

14
支配者、軍人、政治家の動きをメインに戦争の経過を記したもの。テンポが良くて読みやすく、大戦の流れを把握するのには好適。また多数の風刺画が挿入されており、エピソードについての解説もあるため、イメージが広がり、そこから民衆の戦争に対する視線を照射できている面があると思った。戦闘の度に死傷者がかさんでいくことが数値を上げて示されているが、それにより戦争自体の遂行が困難になる点が指摘されていたら良かったか。それより前線から脱走する者、闘わず捕虜になる者の多いこと。WWⅡに比しまだ戦争に人間臭があったように思えた。2016/04/11

かんがく

13
一年ごとを一章として、第一次世界大戦の経過を丁寧に記述する。しかし、その一方で時系列に沿って話がとびとびになるのでやや読みづらさも感じる。風刺画を多用して、ヴィルヘルム、ロイドジョージ、クレマンソー、ウィルソン、ニコライといった当時の指導者たちが描かれる。ドイツが善戦している期間の方が長かったのだということが改めてわかった。2018/07/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/10530157
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。