中公新書<br> 朝鮮王公族―帝国日本の準皇族

個数:
電子版価格
¥924
  • 電書あり

中公新書
朝鮮王公族―帝国日本の準皇族

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月26日 01時34分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121023094
  • NDC分類 288.492
  • Cコード C1221

内容説明

1910年8月、日本は大韓帝国を併合した。最大の懸案だった皇帝一族の処遇については、王族・公族の身分を華族より上に新設し、解決を図った。1945年8月の敗戦まで、男子は軍務に就くなど、皇族同様の義務と役割を担う。異民族ながら「準皇族」扱いされた彼らの思いは複雑であり、日本に忠誠を尽くす者、独立運動に関与する者など多様であった。本書は、帝国日本に翻弄された26人の王公族の全貌を明らかにする。

目次

序章 帝国とは何か―東アジアの皇帝という存在
第1章 韓国併合と皇帝の処遇―廃位なれど臣従でなく(伊藤博文の対韓政策―廃位なれど臣従なく;王公族の誕生―文官が思い描いた理想 ほか)
第2章 帝国日本に根を張る王公族―それぞれの処世術(準皇族という扱い―王公家軌範をめぐる紛糾;王公族二六名の素顔―恭順か反抗か ほか)
第3章 「皇帝」の死と帝国日本の苦悩(異例の「国葬」選択―朝鮮人の懐柔のために;墓碑、弔旗への「皇帝」掲記要求 ほか)
第4章 昭和時代の王公族―祖国は韓国か、日本か(「プリンス・リー」李垠の洋行;陸軍将校の生業と忠義―三人の王公族軍人 ほか)
終章 帝国に在りて何を思う

著者等紹介

新城道彦[シンジョウミチヒコ]
1978年愛知県生まれ。2009年九州大学大学院比較社会文化学府博士後期課程単位取得退学。博士(比較社会文化)。同年九州大学韓国研究センター講師(研究機関研究員)、11年同助教、12年新潟大学大学院現代社会文化研究科助教を経て、15年4月よりフェリス女学院大学国際交流学部准教授、専攻・東アジア近代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件