中公新書<br> 戦後史のなかの日本社会党―その理想主義とは何であったのか

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戦後史のなかの日本社会党―その理想主義とは何であったのか

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  • サイズ 新書判/ページ数 373p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121015228
  • NDC分類 315.1
  • Cコード C1231

内容説明

敗戦直後、日本社会党が誕生した。戦前の無産政党を糾合し、「社会主義国日本」を目指しての結党である。しかし以後半世紀、一度として単独政権を打ち樹てることなく、ついに崩落した。社会党の歴史は、日米安保体制=自由主義陣営を打破する闘いとそれに絡まる路線・派閥抗争の軌跡でもある。ソ連型社会主義と共振するその「理想主義」は、議会制民主主義と相容れない側面をもっていた。日本社会党を通して、戦後日本の全体像に迫る。

目次

戦後社会主義の出発
「日米安保」を求めて
講和・安保に臨んで
60年安保の疾走
後期冷戦のなかで
冷戦終焉と日本社会党の崩落
日本社会党の「理想主義」