中公新書<br> ベル神父 街を行く―日本語で考えた日仏比較文化

中公新書
ベル神父 街を行く―日本語で考えた日仏比較文化

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  • サイズ 新書判/ページ数 174p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121012777
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C1225

内容説明

フランス人宣教師のベル神父は来日してから三十年余り。人生の半分を日本で過ごし、自分がどこまでフランス人なのか、自らの感性にどこまで日本から影響を受けてきたのか、そういった問いかけに答えようとしたところから本書は始まった。日本の街に出て、電車、デパート、通りで出会った人々や見たものを通して言葉や文化、社会について自在に思索をめぐらせた。一九九五年八月に急逝した著者の、日本語で書いた最後のエッセイ。

目次

言葉
文化
教養
かたちとスタイル
イメージ
ナルシシズム
空間
もの
ご飯
会話

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こぽぞう☆

3
日本に30年以上住んだフランス人神父が日本語で書き下ろしたエッセイ。なのだが、それだけでは収まらない厚みがあった。この書を残し著者が急逝したのが1995年。今の日本を見て何を言うだろう?言葉をフランス語に訳したり、さらに日本語でフランス語で対義語を出し、思索に入るのは、こういった人だからできることだとは思う。2015/11/02

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