中公新書<br> 訴訟社会アメリカ―企業戦略構築のために

中公新書
訴訟社会アメリカ―企業戦略構築のために

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  • サイズ 新書判/ページ数 207p/高さ 18X11cm
  • 商品コード 9784121008916
  • NDC分類 327.953

目次

序章 アメリカ人と訴訟社会(訴訟社会の実態;法律万能国家アメリカの成り立ち;アメリカの法制度の沿革)
第1章 テキサコ対ペンゾイルの死闘(ゲッティ・オイルをさらったテキサコの奇襲戦法;ペンゾイルの積極果敢な反撃;テキサコの“ウルトラC”的法廷闘争;M&Aに揺れるアメリカ企業社会)
第2章 コピー文化への警鐘(ベータマックス訴訟;ソニーによる広報訴訟戦略;コピー文化の横行)
第3章 知的所有権を守れ(産業スパイ事件;IBM対富士通ソフト著作権侵害紛争;知的所有権をめぐる日米紛争)
第4章 史上最大のアンビュランス・チェイシング(史上最大の産業災害;フォーラム選定の背景;アメリカの事件屋弁護士;弁護士王国アメリカ)
第5章 PL訴訟と保険危機(アスベストメーカー・マンビル社の悲劇;アメリカにおけるPL訴訟;訴訟の洪水が招いた保険危機;改革に向けて―連邦PL法の制定)
第6章 インサイダー取引を逃がすな(ボウスキー事件;インサイダー取引はなぜ違法か;アメリカにおけるインサイダー取引規制の内容;わが国におけるインサイダー取引;わが国になぜ「規則10b‐5訴訟」がなかったか)
終章 アメリカ人と付き合う法(日本人の対外交渉力;ルール尊重の姿勢を示す;法的にみたアメリカ衰亡論と日本)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

James Hayashi

23
88年著。インサイダー取引、PL訴訟、日立と三菱への囮捜査など軽くカバー。ユニオンカーバイドのインドの事故では米国からインドへ弁護士が渡ったという、アンビュランスチェイサー。訴訟が金儲けになっている事がわかる。頭を傾げたくなる訴訟もあるが、ディベートの力も感じさせるアメリカ。2018/10/09

Bamboo

1
昭和63年と古い本ですが、アメリカと日本の法律の歴史や違いを知る良本だと思います。2016/09/01

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