内容説明
家族が変貌しつつあることは誰もが感じている。例えば、女性の晩婚化とニュー・シングルの定着、働く主婦と離婚の急増、特別テンポで進む高齢化等である。一貫して見られるのは、女性の役割の増大と地位の向上、そして母系家族化の傾向である。時代の変化に、男性は全く鈍感である。現状が男性に有利なためであろうが、あなただけは、女房子供から愛想尽かしされることを免れるかも知れない。
目次
プロローグ 家族の肖像
第1章 晩婚化と少子化
第2章 核分裂家族
第3章 妻が働らく時
第4章 家事サービスの変容
第5章 家庭株式会社
第6章 高齢化社会の家族
エピローグ 「プロテウス家族」の提唱