中公新書<br> 賄賂の話

中公新書
賄賂の話

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  • サイズ 新書判/ページ数 197p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121007933
  • NDC分類 326.21

内容説明

賄賂と贈り物・謝礼とはどう違うのか。その実態と法的性格。

目次

賄賂は必要悪か?
日本の贈答文化と賄賂
賄賂と刑法
日本株式会社と賄賂
ロッキード疑獄
外国の賄賂と刑法

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

SOHSA

22
《購入本》賄賂罪について法学者の立場から詳細に解説され、非常にわかりやすい。また、単なる法律論にとどまらず、実際の事件を元に問題点、考え方等を読み手に示し、読み手はその導きによって事件ニュースの本質に近づいていくことができる。昭和61年刊行であるが、その内容は全く古ぼけない。昨今の某都知事問題を考える上でも大変参考になる。2016/05/30

天婦羅★三杯酢

2
ロッキード事件喧しき頃、私は高校生で、タダ何となく田中角栄は悪い奴だという気分ではいたけど、彼の何がダメであるかをちゃんと知ってはいなかったなぁと。刑法学者による賄賂(贈収賄)に関する解説という側面とともに、つい忘れがちな「ロッキード事件とは何だったのか」を再確認させてくれる本でもある。にしても、ロッキードに至るまでの間、日本も世界も、こんなに汚職にまみれていて、それでもある意味廻っていたということを考えると、先日の『資本主義だけが残った』の腐敗容認論も逆の意味で説得力をもってしまうのかなとか。2021/08/16

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