最後のひと

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最後のひと

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  • サイズ 46判/ページ数 234p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120055959
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

75歳になって、86歳のひとを好きになって、何が悪いの?
燿子がついに出会った「ぴったりな人」。
人生仕上げの情愛がもたらすものは――。

ベストセラー『疼くひと』で70代女性の性愛を描いた著者が、
実感を込めて後続世代に送る、希望の物語

奇跡の出会い、周囲の偏見、肉体的交わり、終活への備え……
「人は老いても、毎日を幸せに生きる権利がある」を合い言葉に、
燿子と理一郎がとった選択は?

内容説明

人は、年をとればもう、肉体的な交わりは卒業するのが当たり前、と思っている。それが一般的な社会通念であり、言わずもがなの常識だ。理一郎と燿子も、出会うまではそんなものだと思っていた―。

著者等紹介

松井久子[マツイヒサコ]
1946年東京出身。早稲田大学文学部演劇科卒。雑誌ライター、テレビドラマのプロデューサーを経て、98年映画『ユキエ』で監督デビュー。2002年『折り梅』公開、2年間で100万人の動員を果たす。10年日米合作映画『レオニー』を発表、13年春世界公開された。15年『何を怖れるフェミニズムを生きた女たち』、16年『不思議なクニの憲法』と2作のドキュメンタリー映画を手がけ、自作の上映会や講演で全国を歩く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

499
前作、15歳年下の彼へ惹かれる心情がイマイチ、と書いたわたしのレビューを汲んでくれたか(そんなわけはない)、今回は一回り年上の彼との出逢いと馴れ初めの心情描写が丁寧に描かれていた。超高齢化社会の今日、この作品が描かれた意味は大きかろう。彼氏が87歳ってどうなの?だったが、東大出で教養あり、ジムで身体も鍛えており、女性に尽くすことを厭わないフェミニスト(とわたしは読んだ)だからこその実現だろう。時間のないふたりの恋愛に乾杯、でもわたしは年下の男性の「最後のひと」になりたい(笑)2023/10/22

おしゃべりメガネ

113
前作『疼くひと』から五年後を描く続編で、主人公「燿子」は75歳を迎えています。前作の衝撃の出来事から、すっかり独り身を頑なに守りとおしていた彼女の前に十歳以上も年上の「仙崎」が現れ、そんな彼からとても86歳とは思えないエネルギッシュさを感じ、また新たな恋の予感に胸をときめかします。前作は後半、少し過剰かなと思えなくもない性描写にちょっと食傷気味になってしまいましたが、本作はまさしく'老いらくの恋'をまっすぐに綴っているので、ある意味新鮮に読み進めることができました。いくつになっても恋はステキでいいですね。2023/02/23

じいじ

95
著者・松井さんの前作『疼くひと』よりも、私は断然こちらの方が面白かった。相手の男の年齢が近いことも親近感を抱いた。主人公は前作から5年過ぎた、75歳の燿子。恋のお相手は、妻に先立たれた86歳の元大学教授、今も元気に教壇に立ちます。この男、読みはじめは鼻持ちならぬ、と思っていましたが…。徐々に、この先生の生真面目な生き方に引き込まれていった(講義を聞いた燿子は一目惚れでした)。コロナ渦で意気消沈する中、両家の口うるさい家族にも悟られずに、燃える「恋」に立ち向かう主人公二人に、これからの元気を貰いました。2023/02/06

やも

89
75歳脚本家女性と86歳元大学教授男性の恋愛。元気なお2人‼️一気読み‼️なんだけど、なーんか白けた🫢運命の人とか一目惚れとか、どうとでも書けるもんね。信用ならん。愛だとか運命だとか、言えばいいってもんじゃねーから🤥ポッと出の75歳女性が、長年連れ添った妻やお付き合いしてた不倫相手、研究してきた研究グッズを秤にかけて重くなるとは思えないんよね。家族も手放しで応援するとは思えん。もっと長い時間をかけて愛を育んだのが感じられたらなー🤔以上、一目惚れをしたこともされたこともない人間のレビューでした。2024/01/27

りゅう☆

82
最愛の彼を失って5年が経ち75歳となった燿子。時代はコロナ禍。ますます日々老いを感じるも、なんとか精力的に生きようとする。そんな時、元大学教授で86歳講師仙崎の哲学市民講座を受けることになった燿子。彼は妻を亡くし、娘夫婦と同居中だが、自分のことは自分で規律を守りながらやっている。そんな二人がメールのやり取りをしつつ距離を縮め恋愛感情を抱いていき、相手に触れたいと思う感情が湧く。前作『疼くひと』でも感じたけど、そのような熱い性的恋愛感情を抱くということが想像できない。だけど死によって別れがくるまでこの人の→2023/04/04

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