出版社内容情報
その原動力はどこからくるのか…。翻訳者・村上春樹が、70余点の訳書と36年の道程を振り返る。柴田元幸氏との対談もたっぷり収録。
内容説明
同時代作家を日本に紹介し、古典を訳し直す。音楽にまつわる文章を翻訳し、アンソロジーを編む。フィッツジェラルド、カーヴァー、カポーティ、サリンジャー、チャンドラー。小説、詩、ノンフィクション、絵本、訳詞集…。1981年刊行の『マイ・ロスト・シティー』を皮切りに、訳書の総数七十余点。小説執筆のかたわら、多大な時間を割いてきた訳業の全貌を明らかにする。
目次
翻訳作品クロニクル 一九八一‐二〇一七
対談 村上春樹×柴田元幸 翻訳について語るときに僕たちの語ること(前編)
サヴォイでストンプ(オーティス・ファーガソン、村上春樹訳)
翻訳について語るときに僕たちの語ること(後編)
寄稿 都甲幸治 教養主義の終りとハルキムラカミ・ワンダーランド 村上春樹の翻訳
著者等紹介
村上春樹[ムラカミハルキ]
1949年生まれ。日本を代表する小説家であると同時に、アメリカ文学の優れた読み手として、カポーティ、フィッツジェラルド、カーヴァー、オブライエン、ペイリー等の作品を手ずから翻訳し、精力的に紹介してきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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