内容説明
歌はどういう時に歌われるのか?気持ちの良い音と不快な音の違いは?音楽は心で聴く、それとも脳で聴く?何度聴いても、あの曲に泣かされてしまうのはなぜ?もしこの世に音楽がなかったら?BGMからカラオケ、懐メロ、ヒーリング・ミュージックまで、人間の感情に働きかけ、人生を豊かにする音楽の秘密を探る。
目次
序論 聞こえる音、聞こえない音
第1章 音楽は進化したのか?
第2章 人はなぜ歌を歌う?
第3章 音楽は本当に世界共通の言語なのか?
第4章 音楽は、どんな時に、なぜ必要か?
第5章 音楽で病気が治せるか?
第6章 人はどこで音楽を聴くのか?
第7章 私たちが音楽に求めるもの
著者等紹介
みつとみ俊郎[ミツトミトシロウ]
東京都生まれ。1974年、青山学院大学卒業後、渡米し、南イリノイ大学、ミシガン州立大学大学院で音楽を専攻する。アメリカでのオーケストラ活動を経て、帰国後、スタジオミュージシャン、作曲家として活躍中。最近はアコースティック音楽のライブ活動に力を入れている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Satoshi Kitazawa
5
音楽と数学、音楽とタンパク質の合成、ホルモンの分泌など、多方面から人と音楽の関わりが書かれていて面白かった。地域や環境との章も興味深かった。2021/01/15
yukioninaite
1
前半面白いかな?と思って読み進みましたが、結局、本の題名の答えには行きつかなかったような、中途半端感があるのですが・・・読み落としたかな?2017/08/04
純
1
前半少し読んで、あと飛ばし読みして第4章から最後まで大体読んだ。とにかく文章が読みにくい。脱線が多いし回りくどい。タイトルから予想して求めていた内容より、音楽についての基本的・歴史的な説明が多かった。けど、後半の内容は求めていたモノにとても近く、今まで疑問に思ってた事の核心をついてくれていたので、感謝の意味で★42015/03/12
むーさん
1
音楽の存在意義について、主に芸術学的な説明を試みた入門書。様々なアプローチが紹介されていて、深くはないがとても興味深い本だった。2012/02/22
あーやん
0
今まで生活して感じてきたあらゆる事項が全て「音楽」に帰結するという筋立てが面白かった。人文学的、科学的、文学的に「音楽」を解説している。2016/04/30