とんぼの本<br> 謎解き ヒエロニムス・ボス

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とんぼの本
謎解き ヒエロニムス・ボス

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  • サイズ B5判/ページ数 125p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784106022586
  • NDC分類 723.359
  • Cコード C0371

出版社内容情報

こんな絵見たことない! 500年前に描かれた驚異の天国&地獄絵巻。最新研究に基づいて未だ謎多き画家の全真作20点を読み解く。

異形の生き物、不思議な建築。大画家はなぜ、こんな奇想天外な絵を描いたのか!? 偽りの楽園で快楽に耽る男女。阿鼻叫喚の地獄を跋扈する怪物たち。聖人と魔物の息詰まる戦い。500年前に描かれた人類の罪と罰の一大パノラマは、一体誰のために、何の目的でつくられたもの? そして謎多き画家の素顔は――? プラド美術館の《快楽の園》を始め、最新研究にもとづき真作とされた全20点を徹底解剖。

内容説明

全真筆20点一挙掲載!異形のいきもの。奇妙な建築。愚かなる人々。ここは天国か地獄か―。没後500年、最新研究にもとづき明かされる元祖“怖い絵”の画家のすべて。全作巡礼MAP付き。

目次

天国か地獄か(快楽の園;干し草車;七つの大罪と四終 ほか)
聖人に倣え!(聖アントニウスの誘惑;パトモス島の福音書記者聖ヨハネ/荒野の洗礼者聖ヨハネ;幼児キリストを担う聖クリストフォロス ほか)
キリストの受難(東方三博士の礼拝;茨の冠のキリスト;キリストの磔刑 ほか)

著者等紹介

小池寿子[コイケヒサコ]
美術史家。國學院大学文学部教授。1956年、群馬県生れ。お茶の水女子大学大学院博士課程満期退学。ネーデルラント・中世美術を専攻し、美術作品を通じてその死生観・身体観を読み解くことを研究主題としている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

徒花

141
よかった。ネーデルラント(オランダ)で活動していたルネサンス期の画家ヒエロニムス・ボスの絵画20点をとりあげながら、ボスがどのような画家だったのか、どうしてこのような不思議な絵画を描いたのかを説明する一冊。大判で、作品の細かい部分をズームアップして紹介してくれるので、ボス独特の細かいかきこみ、特に異形の怪物たちがよくみれてなかなかよかった。地獄絵図が描かれているんだけどどこかコミカルで、むしろ可愛らしい悪魔や怪物たちはやっぱり好きだなあ。2020/09/27

KAZOO

116
中学生の頃から絵画や仏像が好きでした。最初はレンブラント、ゴッホ、セガンチーニ、フェルメールなどでしたが最近はブリューゲルやこのボスの絵が気になってきて読んで見ました。なんか当時としてはSF的な題材のような気もします。あるいは日本における仏教画の地獄絵と同じような感じなのでしょうか?解説もかなり詳しく、カラフルでわかりやすく解説されていました。今後実物を見てみたい気がします。2018/03/18

シャトル

55
まったく未知の画家だが、ある雑誌記事に真作が現存20点!と書いてあり、非常に興味が湧いた。「ボス」は住んでいたオランダの地名に由来する通り名らしい。20点の絵画をカラーで収録し、個々の解説も丁寧。この一冊でボスの概要と見どころが把握できるというスグレモノ。今秋開催の「プラド展」の目玉として来日する「愚者の石の切除」はボスの作品中で最小サイズ!2015/09/22

kaori

47
ボスの真筆20作品から人物に迫る解説書。学生時代ボッシュの名で記憶していたその画家は、異端の人かと思っていたが、それは全くの間違いであった。一見鮮やかな色彩のファンタジックな全景の中に潜むのはグロテスクな異形の生き物、愚かな人々たち。だがそれは敬虔な信仰心の証。全ては今よりも身近であった死を想うからこそ。様々な愚行を省みることにより贖罪の意識がいかに昂らせられたか。いかにして善き死を迎えるか。そう、誰しも生を受けたら抗えないその道だから。2015/05/01

メタボン

46
☆☆☆☆ ボスの作品は奇想にあふれながらも宗教的暗示に富んでおり、その世界観は深く、心惹かれる。ボスの真作と言われる20作品について、詳細に解説されており、ボスの新たな魅力を発見できた。2016/05/02

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