出版社内容情報
こんな絵見たことない! 500年前に描かれた驚異の天国&地獄絵巻。最新研究に基づいて未だ謎多き画家の全真作20点を読み解く。
異形の生き物、不思議な建築。大画家はなぜ、こんな奇想天外な絵を描いたのか!? 偽りの楽園で快楽に耽る男女。阿鼻叫喚の地獄を跋扈する怪物たち。聖人と魔物の息詰まる戦い。500年前に描かれた人類の罪と罰の一大パノラマは、一体誰のために、何の目的でつくられたもの? そして謎多き画家の素顔は――? プラド美術館の《快楽の園》を始め、最新研究にもとづき真作とされた全20点を徹底解剖。
内容説明
全真筆20点一挙掲載!異形のいきもの。奇妙な建築。愚かなる人々。ここは天国か地獄か―。没後500年、最新研究にもとづき明かされる元祖“怖い絵”の画家のすべて。全作巡礼MAP付き。
目次
天国か地獄か(快楽の園;干し草車;七つの大罪と四終 ほか)
聖人に倣え!(聖アントニウスの誘惑;パトモス島の福音書記者聖ヨハネ/荒野の洗礼者聖ヨハネ;幼児キリストを担う聖クリストフォロス ほか)
キリストの受難(東方三博士の礼拝;茨の冠のキリスト;キリストの磔刑 ほか)
著者等紹介
小池寿子[コイケヒサコ]
美術史家。國學院大学文学部教授。1956年、群馬県生れ。お茶の水女子大学大学院博士課程満期退学。ネーデルラント・中世美術を専攻し、美術作品を通じてその死生観・身体観を読み解くことを研究主題としている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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