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出版社内容情報
画家の評価、作品の解説、生涯と時代を対照した年表に最前線の研究成果を生かし、全32図で画家の全貌をつかむ。
目次
作品
動物の感性を描く―長谷川等伯の人と作品
年表―長谷川等伯とその時代
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かいちゃん
36
安部龍太郎さんの等伯を読んだら、絵を見たくなって購入。絵を見てると小説の中での等伯が描くさまがよみがえってくるわ。2020/10/21
プクプク
10
「花鳥の夢」と一緒に読む。等伯の作品を見ながら永徳を読んだ。智積院の等伯にまた会いに行きたくなった。2015/07/20
ニケ
6
小説『等伯』を読みながら絵を見て、その後のんびり読んでみた。日堯上人像がカラーで載ってなくて残念。見たことのある絵が結構多いのだけど、等伯の絵ってくくりで見たことないから、これも、これもかーと、あらあらとなっておりました(^_^;)今後また見ていくのが楽しみだ。2016/02/14
oz
6
初読。長谷川等伯(1539〜1610)は下級武士の子で、無名の絵師として長く陽の目を見ずにいた。既に画壇の中枢を占めていた狩野派を横目に、雪舟と南宋画を研究し、また千利休ら当時の最先端の文人と知己を得る。その中で等伯は狩野派とは一線を画した静謐な画世界を構築する。狩野派の中心的存在である永徳の死を契機に、雪舟の正当な後継を自称した長谷川派は寺社を勢力下に入れ、狩野派が支配的であった屏風絵の世界にも踏み込む。しかし、父を超える才とされていた嫡男久蔵の早世もあり、長谷川派は中央画壇で優位に立つことなく潰える。2014/09/09
ソラーレ
5
等伯の絵「海棠に雀図」が好き。肌触りが伝わってくるような質感。絵に限らず等伯の様に物事をよく観察して自分なりの表現ができるようになりたい。⚫︎枝に止まり親雀が子雀に取ってきたエサを与えようとしている絵。枝のごつごつとした質感や雀の柔らかい羽毛。⚫︎海棠は梨の木のこと。2023/07/05