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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のりすけたろう
18
やっとこさ、読了‼️バルガス・リョサ、かなり惚れ惚れしながら読みました^ - ^💕文章は、比較的に読みやすい。しかし、なんの前触れもなく突然、過去の出来事が入ってきたりして、ん?なんか変だぞ?となりながら、過去と現在のミックスな文章にうっとりしました\(//∇//)\✨楽園への道より、今作の方がお気に入りです。2020/08/01
はる
13
図書館本。縁あって手に取った本を読み終えて、放心して呆然としている。夏、それも一気に読めないお盆の時期に、あちらの世界とこちらの世界、多層になっている登場人物と年代、事件!に翻弄される。お盆には実は読み手も、違う方言違う習俗に巻き込まれているのだった。ピウラのリトゥーマに比べたら「アンデスのリトゥーマ」は、まだわかりやすい男だったのか。細い流れを追い、せき止められて留まり、また流れ、今まだはまっているところ。(違う版で読み直してみる予定)2014/08/15
てれまこし
9
バルガス=リョサが世界的に知られるきっかけとなった1966年作品。緑の密林の町と砂が降る砂漠の町。別々に書き始めた物語が書いてるうちに混じりあって、一つの作品になってしまったらしい。直接登場はしないが、その後ろにはリマが控えている。複数の主人公の物語が織りなす綾が次第につながっていって、ペルーという一つの小宇宙を形成する。読者が住む世界から見た辺境の地には、いまだ石器時代に生きる人びと、混血のスラム街住人、封建領主的な地方ボス、ブラジルから逃げてきた悪党など入混じり、近代国家の警察や軍と対立・交流してる。2022/06/24
dubstepwasted
1
少し分かり難かった2014/09/25
Yoshitsugu Chida
0
面白い。場面転換、時代転換、自由自在でわけわかめになりながら、読み進めていくうち、大きな大河に注ぎ込んでいく感覚。