僕の女を探しているんだ

個数:
電子版価格
¥1,870
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

僕の女を探しているんだ

  • 井上 荒野【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 新潮社(2023/02発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 34pt
  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年05月01日 04時28分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 208p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784104731060
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

愛って何なのかな? 自分の幸せ以上に相手の幸せを願うことかな――。大丈夫、会いたいと強く願えば、きっと会える――。黒いコートを着た背の高い彼は、大事な人を探しにここへ来ていた。海辺で、ピアノのそばで、病院で、列車の中で、湖のほとりで、彼は私たちをそっと守り、救ってくれた。大ヒットドラマ「愛の不時着」に心奪われた著者による熱いオマージュの込められたラブストーリー9篇。

内容説明

愛って何なのかな?自分の幸せ以上に相手の幸せを願うことかな―。背の高いきれいな顔の彼は、愛する人を探しにここへ来た。海辺で、ピアノのそばで、病院で、列車の中で、湖のほとりで、彼は私たちをそっと守り、救ってくれた。大丈夫、会いたいと強く願えば、きっと会える―。ハマった心も観てない人も胸躍るラブストーリー9篇。

著者等紹介

井上荒野[イノウエアレノ]
1961年東京生れ。成蹊大学文学部卒。1989年「わたしのヌレエフ」でフェミナ賞、2004年『潤一』で島清恋愛文学賞、2008年『切羽へ』で直木賞、2011年『そこへ行くな』で中央公論文芸賞、2016年『赤へ』で柴田錬三郎賞、2018年『その話は今日はやめておきましょう』で織田作之助賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケンイチミズバ

116
幅広く女性の心を鷲づかみにする韓流スターはよく〇〇様とか神様のように呼ばれてるみたいですが、ここに出現するというか出没するアイコンはその韓流イケメンスターを模してるらしい。そして、神的イケメンの有無を言わさぬ言動に時に、男性までも従ってしまう。どういうわけか体が突き動かされ、その場で正し行いに走る。暇を持て余し缶ビールを呷り、タバコを吸いながらポメラニアンが盗まれるところを見ていた男は犯人を追いかけ殴られても自分に何の関係もない犬を取り返す。しかも冷たくあしらった彼女とまでも・・・というファンタジー落ち。2023/03/30

モルク

109
リ・ジョンヒョン、30半ば、身長が高く男性さえ振り返り見つめるほどのイケメン。愛する女性を探している彼が、問題を抱えている人の前に突然現れ援助、援護して忽然と去っていく。本当に彼はそこにいたのかという不思議な連作短編集。韓流ドラマっぽいと思ったら「愛の不時着」のオマージュ作品だそうな。なるほど納得。こういうの結構好きかも。リ・ジョンヒョン、私のところにも来て!2024/01/27

なゆ

81
これはこれでまた、意外なファンタジーめいた荒野作品。私の胸の中にも羊がほんわかといるのかも、なんて思いながら本を閉じる。謎のリーという黒ずくめの美しい男が忽然と現れて、絡まった感情やなんかを解きほぐすような、あるいは何かに気付かせてくれるような優しい9つのお話。章ごとのタイトルがとても素敵。あるいは、をやたら使いたくなる(笑)2023/03/22

J D

78
 ハートが温まる読後感を残してリーさんは、去っていきました。そんな作品。リーさんを軸に進む短編集。いつもの井上荒野さんとは違う印象を受ける。どの登場人物も好きだけど、ゲイの純の話がお気に入り。リーさんとの出会いを通して登場人物達がそれぞれ前向きな一歩を踏み出すのがいい。好きだなこういう作品!2023/04/23

Ikutan

78
黒ずくめの長身でイケメンの男性が、共通して登場するファンタジックな九つの短編。神出鬼没な彼は、傷ついた人や悩んでいる人に寄り添い、前向きな気持ちにしてくれる不思議な存在で、韓流スターをモデルにしているらしい。いやいや、非の打ち所の無い清廉潔白な、井上作品には珍しいキャラですね。「人を探しているんだ。大切な人を。」というお決まりの謎めいた台詞が、更に彼の魅力を効果的に引き立て、読者を引き付けますね。もちろん、いつもながら、洗練された文章は読みやすいし、江國さんのようなお洒落な各タイトルもぴったりで素敵。2023/03/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20592582
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。