ワーキングガール・ウォーズ

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  • サイズ B6判/ページ数 284p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784104711017
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

37歳女性、入社15年目、独身バツなし。ついでに恋人・人望ともにナシ…。ですが、それが何か?働く女の本音と弱音をリアルに描いた、本格「負け犬」小説、誕生。

著者等紹介

柴田よしき[シバタヨシキ]
東京生まれ。1995年『RIKO―女神の永遠―』で第5回横溝正史を受賞し、デビュー。警察小説、本格ミステリ、伝奇ロマン、恋愛サスペンスなど様々なジャンルの著書、多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

taiko

50
37歳独身の中間管理職、翔子。29歳独身、ケアンズで現地斡旋の仕事をする愛美。微妙な年頃の女性の仕事と友情の話。嫌なヤツだった翔子が、だんだん魅力的に見えて来る展開に引き込まれました。少し前に読んだ「やってられない月曜日」など著者のお仕事小説、いいですね。2016/06/02

じゅん

26
始めは嫌な感じだった主人公が、だんだん、かっこいい女になってきました。なかなか爽快な読後の物語でした。2013/05/12

*+:。.もも.。:+*

22
20年くらい前に書かれた本。そんな世相だったよね。お勝手のあんとはだいぶ違う辛辣な女性たちが主人公。嫌われお局上等!私は私の道を行く!って感じがスコーンと突き抜けて翔子さん良いわぁ。2023/06/01

hanagon44

14
大手人気企業の花形部署企画部係長の翔子さんと中途採用で中堅旅行者の限りなく現地採用に近い契約社員の愛美さん。二人の視点から交互に語られる働く女性の物語。給料をもらって働くことの意味・意義。目指しているもののために今何をなすべきで,何を我慢して乗り越えるべきか。働いている人それぞれが向き合っていること,目を逸らしていることを自分の立ち位置で考えさせられました。仕事のための人生で視野を狭くすることなく,人生の一部としての仕事として余裕や余白で包みこんで深みのある仕事をしたいと思いました。2015/04/13

あや

12
図書館『働く女』のお話。翔子さん、割と好きです。自分の上司だったら嫌かもしれないけど、同じ位心強くもあるかも…。好き嫌いはともかく、格好良い女性なのは間違いないです!2010/10/12

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