出版社内容情報
敵陣深く潜入し、一気に城を奪い取る。調略を武器に関東の覇者・北条家を支えた軍師一族の孤独な闘いを描くインテリジェンス戦記!調略を武器に乱世を生きた一族の熱き闘い。城攻め×伊東潤 間違いなしの面白さ! 「城をひとつ、お取りすればよろしいか」、小田原城に現れた男は不敵にそう言い放った。商人に扮して敵地に入り込み、陣中を疑心暗鬼に陥らせ、一気に城を奪い取る――家伝の調略術で関東の覇者・北条氏を支え続けた影の軍師・大藤一族の五代にわたる闘いと北条の命運を決する小田原合戦までを描く圧巻のインテリジェンス合戦記!
伊東 潤[イトウ ジュン]
内容説明
北条氏綱の評定の間に現れた男、大藤信基は不敵にそう言い放った。幻の兵法書『孟徳新書』の説く秘伝「入込」の術を用いてある時は馬の商人に、ある時は気鬱の医者に姿を変えて敵陣深く潜入し、情報操作を弄して一気に城を奪い取る―大藤家の五代にわたる闘いと、北条の命運を決した小田原合戦までを追った、痛快無比な戦国スパイゲーム連作!
著者等紹介
伊東潤[イトウジュン]
1960年、神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学卒業。『国を蹴った男』(講談社)で「第34回吉川英治文学新人賞」を、『巨鯨の海』(光文社)で「第4回山田風太郎賞」と「第1回高校生直木賞」を、『峠越え』(講談社)で「第20回中山義秀文学賞」を、『義烈千秋 天狗党西へ』(新潮社)で「第2回歴史時代作家クラブ賞(作品賞)」を、『黒南風の海―加藤清正「文禄・慶長の役」異聞』(PHP研究所)で「本屋が選ぶ時代小説大賞2011」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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