出版社内容情報
どうにも我慢ならねえ。薩長に媚びず、幕臣の誇りを賭けて立ち上がった反骨の歩兵奉行大鳥圭介。幕末最後の激戦を戦った男を描く。
しぶとく生きよ! 諦めることを最も嫌った幕臣、大鳥圭介の知られざる生涯! 「負けてたまるか」大政奉還の江戸城で独り気を吐く男がいた。貪欲な学究精神で、彗星のごとく歩兵奉行に上り詰めた大鳥圭介である。わずか四尺九寸(一四九センチ)の短?にみなぎる反骨の気概と仏式軍学の圧倒的知識。実戦未経験ながら江戸から五稜郭まで幾度も窮地を切り抜け、土方歳三や榎本武揚にも信頼された指揮官を描く。
内容説明
大政奉還の江戸城で独り気を吐く男がいた。日本初の金属活字を作るなど貪欲な学究精神で、彗星のごとく歩兵奉行に上り詰めた大鳥圭介である。わずか四尺九寸(一四九センチ)の短躯にみなぎる武士の反骨と、フランス式軍学の圧倒的知識で、実戦未経験ながら陣頭指揮を執り、幕末最後の激戦を戦い抜いていく。怒り、笑い、涙する快男子を描く熱血歴史長編。
著者等紹介
伊東潤[イトウジュン]
1960年、神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学卒業。『国を蹴った男』(講談社)で「第34回吉川英治文学新人賞」、『黒南風の海―加藤清正「文禄・慶長の役」異聞』(PHP研究所)で「第1回本屋が選ぶ時代小説大賞」、『義烈千秋天狗党西へ』(新潮社)で「第2回歴史時代作家クラブ賞(作品賞)」、『巨鯨の海』(光文社)で「第4回山田風太郎賞」と「第1回高校生直木賞」を受賞、『峠越え』(講談社)で「第20回中山義秀文学賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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