出版社内容情報
羽生の頭脳は、なぜ誰よりも先を読むことができるのか? 二人の科学者が様々な実験データに基づいて天才棋士の思考、学習、戦術を徹底解剖。常識を超える発想を生み出して勝ち続ける秘密に迫る。
内容説明
混迷を打開し、一歩リードするために―二人の科学者が実験とインタビューを重ねて羽生善治の思考、学習、戦略を克明に分析。常識を超えた発想で勝ち続ける秘密に迫る。
目次
1 「先を読む頭脳」を育む(将棋との出会い;自分なりの学習法 ほか)
2 効果のあがる勉強法(勉強法の変化;序盤研究の重要性 ほか)
3 先を読むための思考法(できるだけ可能性を残す;動かさない方がいい駒 ほか)
4 勝利を導く発想(相手の観察;相手によって指し手は変えない? ほか)
5 ゲームとしての将棋とコンピュータ(先後の価値;将棋と男女差 ほか)
著者等紹介
羽生善治[ハブヨシハル]
1970年埼玉県生まれ。棋士。85年、中学3年でプロ四段に。89年、19歳で初のタイトル・竜王を獲得。94年、九段に昇進。96年、史上初の七冠(名人、竜王、王将、棋聖、王位、王座、棋王)制覇を達成
伊藤毅志[イトウタケシ]
1964年愛知県生まれ。88年、北海道大学文学部行動科学科卒業。94年、名古屋大学大学院工学研究科情報工学専攻博士課程修了。工学博士。同年、電気通信大学電気通信学部情報工学科助手に。専門は認知科学
松原仁[マツバラヒトシ]
1959年東京都生まれ。81年、東京大学理学部情報科学科卒業。86年、東京大学大学院工学系研究科情報工学専攻博士課程修了。工学博士。公立はこだて未来大学システム情報科学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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