内容説明
映画のロケ中だった。各地で右翼団体が集結し暴徒と化しているドイツで、旧ドイツ軍の遺物を満載したトレイラーの襲撃事件が発生。乗っていたアメリカ人女性も誘拐された。折しも、最新鋭のハイテク機器購入のためドイツを訪問していたオプ・センター・チームは、米国と欧州を同時に陥れる、憎悪を利用した邪悪な陰謀に挑むことになったが―。好評の国際謀略サスペンス第三弾。
著者等紹介
クランシー,トム[Clancy,Tom]
1947年ボルティモア生れ。保険代理業を営む傍ら9年がかりで執筆した『レッド・オクトーバーを追え』で、’84年一躍ベストセラー作家になる。豊富で該博な知識と詳細なデータをもとに現代戦の実相を描き、ハイテク軍事スリラーの元祖となった。主な著書に『レッド・ストーム作戦発動』『いま、そこにある危機』『日米開戦』『レインボー・シックス』など
ピチェニック,スティーヴ[Pieczenik,Steve]
精神科医・作家。ハーバード大卒後、マサチューセッツ工科大で国際関係論の博士号を取得する。著書に『書記長のクーデター計画』など
伏見威蕃[フシミイワン]
1951年東京生れ。早稲田大学商学部卒業。商社勤務を経て翻訳家に。クランシー『ノドン強奪』マクナブ『リモート・コントロール』など訳書多数
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