内容説明
事故で顔面に重傷を負った女性記者カーリーの顔は、天才的形成外科医の手で見事に修復された。だが彼女はほどなく医師のいかがわしい前歴を知らされる。そして、自分と同じ顔を与えられた女が存在し、しかも彼女が行方不明になっていることも―。医師は完全無欠の顔を作り出し、自分の名を不朽のものにしようとしていたのだ。真相を知りかけたカーリーに、医師の魔の手が迫る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つらら@道東民
24
100冊の徹夜本より。犯人の異常性が読者にだけ示されていくのですが、ヒロインはなかなかそれに気がつかない。気がついてからは、怒濤のコンゲーム。ヒロインが小気味よく肉薄していく姿が颯爽としていて良かったです。でも犯人の動機がはっきりと示されていないので、ミステリーとしては消化不良気味かな。カッツさんの作品にはよくあるんだけどね。2014/04/20
若作りのオバちゃん
2
頂き物。ポカぁン…なんだ何だこのしょーもない話は。2014/07/21
c2c
2
簡単に言うと「天才外科医が、90年代最高の美女の顔を何人にも与える」という話。カーリーが外科医のもくろみを暴こうとして、それに気付いた外科医がカーリーに再手術(と見せかけて殺害)をしようとするところが怖い! その場面は毒物を看護婦が気付いたおかげで計画は失敗。。 その後カーリーが自分と同じ顔を持つ女性を探していくと、次々と亡くなっていると分かるところがまた怖い。 ハラハラドキドキの内容だけど、外科医の動機が不十分。 もっと自分の人生のコンプレックスとかが犯罪を作り出した、みたいなストーリーが含2010/11/30
Chunko
0
表紙は怖いけど中はそうでもなかった。結局だから何?みたいな…人は結構死んだけど。1993/02/24
くますけ
0
★★★☆☆2017/02/02