新潮文庫<br> 恐怖の呼び声

新潮文庫
恐怖の呼び声

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  • サイズ 文庫判/ページ数 510p
  • 商品コード 9784102219027
  • NDC分類 933

内容説明

最初の夫を失い、再婚でつかのまの幸福を得ながら、今度は一人娘までも事故で失って悲嘆にくれるクリスタ。だが、死んだ娘の声が、思いもかけぬ事故の真相を彼女に告げる。しかも娘の溺死した湖には、まごうことなき殺人事件の証拠が残されていた。死者と交信してしまった彼女は、その告発をどう証明すればいいのか。犯人を暴くことはできるのか。恐怖と戦慄の長編小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かんとり

1
恐怖感はそれほどないけれど、ワタシの新たな講読分野になりそう。 ラストにはブルっときた! 満足度80%^^ 2015/09/18

6(ロク)

1
ウィリアム・カッツの主人公達はたいていが「何で?どうして?」しか言えない、要は鼻持ちならない甘ったれの富裕層なのだが物語も終盤に差し掛かると、社会的強者でありつつ精神的には脆い絶妙な匙加減のヒロインを、つい応援してしまう自分が不思議であります。最後のオチは写真から判明される虚偽かと思いきや、ホラーで落とし込んだ所が個人的には好印象かな2013/05/25

cocoon

1
『恐怖の誕生日パーティー』に続いて読了。オカルティックな題材をさらっとミステリーに落とし込んでいるのが好印象。精神科医の先生の存在感もよい。裁判のくだりで大岡昇平の『事件』を思い出した。2011/02/11

ヴァッシュ

0
恐怖の誕生パーティーが良かったので、期待してたけど・・・・ どこが恐怖なのか不明な作品でした。簡単に言えば陪審員から見てイカレ女vs嫉妬男の法廷争い・・・勝ったのは・・・?2015/09/11

4423

0
最初の夫を亡くし、次いで最愛の娘を亡くし、自身も交通事故で生死の境を彷徨った幸薄のクリスタは死者と交信できる能力が身についていた・・・。オカルト、法廷劇、ホラーと三種類のジャンルが楽しめてお得な一冊。カッツの作品はどれも読みやすくて好きだ。身近にある怖さが体感できる。2014/11/24

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