内容説明
古き良き’80年代の「バブル」時代に不正株価操作で投獄された天才ディーラー、ウィリアム・サクソンが再び娑婆に戻って来た。規制と監視の厳しさが増した’90年代の金融市場で、彼が目をつけたのは“ゼロクーポン”と呼ばれる長期割引債。架空の都市開発プロジェクトを絡めた大胆な金融犯罪は国境と時間を超えて「完璧」の域に近づくのだが…。実在の人物も登場する金融サスペンス。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
shokenmori
1
読了3回目か4回目、何度読んでも楽しめる2018/09/08
shokenmori
1
10年以上前に読んだ本、また読みたくなって本棚を探したけど見つからず。止む無くマーケットプレイスで買いました。秀作。2016/11/12
たかくら
1
ラストはイマイチだったけど、ヘッジファンドブーム到来を感じさせる作品でした。 ’94年に書かれたものですが、今でも読み応えバツグンです。 この小説を読んで、改めて、金融商品ってのは目に見えない実態の分かりにくいものという基本的な事を再認識しました。 面白かったです。2012/11/25
S.T
0
266ページまで。経済用語が多くて途中で断念。 2012/11/17
知らんがな
0
題名に釣られた感じはある・・・強引だけど、よくある話しだね。2009/10/24