内容説明
自殺か?他殺か?検察は後者と見た。辣腕弁護士・クリストファが逮捕され、弁護に乗り出したのはあのキャロライン・マスターズだ。群がるマスコミ。息子カーロやテリにも芽生える不信。深まる孤独。証言は次々と覆され、陪審員の心証は日々入れ代わる。そして、息詰まる公判がすべて終わったあとに待っていた、真実とは?すべての法廷スリラーを越えた、圧倒的サスペンス。
著者等紹介
パタースン,リチャード・ノース[パタースン,リチャードノース][Patterson,Richard North]
1947年、バークレー生れ。弁護士として活躍しながら、’79年、処女作『ラスコの死角』を発表し絶賛される。その後、大手法律事務所に招かれて、多忙ゆえに筆を断っていたが、7年ぶりに書いた『罪の段階』と『子供の眼』が全米でベストセラーとなり、人気作家の仲間入りをした
東江一紀[アガリエカズキ]
1951年、長崎市生れ。北海道大学卒業
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感想・レビュー
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woo
5
この人の本は一時作家の都合で中断されてたので、再開時に気付かず乗り遅れてた感在り^^;; どれを読んでも外れは無いが、コイツは何時もよりはプロットに苦しい所在りか? 冒頭で前作(罪の階段)との繋がりをハッキリ明示してるので続けて読むとイイかも♪ ややサイコ的要素も入ってて登場人物のキャラの立ち方は申し分なし!2014/08/16
東森久利斗
1
法廷サスペンスと家族と親子の絆と信頼、相乗効果が手に汗握る展開に一層の緊張感を盛り上げる。アメリカ人の心を掴むプロットと社会問題を絶妙にブレンド。上手い。”本の雑誌が選ぶ30年間のベスト30”(2005年)に選出されたのもあ納得??2019/07/11
midokame
0
★★★★★
choco
0
久しぶりに『ロマサス』ではなく『サスロマ』を読みました。意外性ある犯人、散りばめられた伏線、だけど法廷モノは疲れますが終わりよければいいのです。2015/07/02
ルウ
0
★32014/03/30