内容説明
民主党より上院選への出馬を要請された辣腕弁護士、クリストファ・パジェット。恋人のテリは、夫リッチーとの離婚を決意。が、リッチーが流した陰湿なゴシップが二人の未来に影を落とす。そこへ、リッチーの突然の死。それを密かに願っていた人間は少なくはない。しかし警察が逮捕したのは、なんとクリストファだった。本当に彼はクロなのか?それは読者にも分からない…。
著者等紹介
パタースン,リチャード・ノース[パタースン,リチャードノース][Patterson,Richard North]
1947年、バークレー生れ。弁護士として活躍しながら、’79年、処女作『ラスコの死角』を発表し絶賛される。その後、大手法律事務所に招かれて、多忙ゆえに筆を断っていたが、7年ぶりに書いた『罪の段階』と『子供の眼』が全米でベストセラーとなり、人気作家の仲間入りをした
東江一紀[アガリエカズキ]
1951年、長崎市生れ。北海道大学卒業
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