内容説明
マダム・ジゼルは死んでいた…。パリからロンドンへ向かう定期旅客便プロミシュース号の後部客席で、なぜか蜂が機内を飛び回った後しばらくして、死体が発見されたのだ。推理作家や伯爵夫人、考古学者父子らと乗り合わせていたポアロが捜査を開始した。魅力的な若い娘ジェインの恋愛は事件に絡んでどう展開するのだろうか?飛行機内という完全密室の謎にポアロの推理が挑む。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ann
47
通勤満員電車内で読むのにぴったり。何も考えず続きから読めて、途中で閉じられる。2018/07/23
背番号10@せばてん。
25
1994年6月5日読了。ちなみに早川版の邦題は『雲をつかむ死』。創元社の邦題は『大空の死』。あらすじはもちろん、忘却の彼方。(2021年10月25日入力)1994/06/05
アルパカ
10
これはハヤカワ版では「雲をつかむ死」となっていますが、手元にあったのは新潮文庫のほう。犯人をすっかり忘れていて後半にポアロがやたらジェインに考古学者の親子の発掘調査に一緒に行ってみては?と言い出すところで「!」と思い出しました・・・。ポアロが容疑者と疑われ、くすっと笑えるところもあり、クリスティーを読んでいる間は楽しいなあ、と思いました。それにしてもポアロは仲人おじさんか、と思うくらい気が利いてる…。2020/04/13
テト
8
現実逃避に読んでみた。推理モノはホント気楽に読めていいね。だけどやっぱり物足りないなぁ。2016/11/17
barcarola
3
ポアロものの中でも(笑えるシーンもあったりして)好きな作品の一つ。ジェイン・グレイがいかにもクリスティというキャラクターで良い。2016/04/23
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