新潮文庫<br> 人間の土地 (改版)

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新潮文庫
人間の土地 (改版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784102122020
  • NDC分類 953
  • Cコード C0197

出版社内容情報

“我慢しろ……ぼくらが駆けつけてやる!……ぼくらのほうから駆けつけてやる! ぼくらこそは救援隊だ!”サハラ砂漠の真っ只中に不時着遭難し、渇きと疲労に打克って、三日後奇蹟的な生還を遂げたサン=テグジュペリの勇気の源泉とは……。職業飛行家としての劇的な体験をふまえながら、人間本然の姿を星々や地球のあいだに探し、現代人に生活と行動の指針を与える世紀の名著。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けいご

193
物質が増え、土のない道が広がり、地球に触れる機会が少なくなり、劣化した空に身を置いている僕にはこの本の描かれた空を見ることが出来ない。想像を超えた場所にある空にいた当時の彼らの目には生命がしっかり見えていたんだろうな〜。僕には飢えも渇きも死も自由である事もとても苦いと思うけれど人生とはなんて贅沢な事なんだろうと思いました。言い表すのが難しいけれど、生命の息吹っていうのかな?それを感じれた一冊です。僕は空を飛べないからたまには大地に寝そべってみようと思います★2020/12/11

KAZOO

162
サン・テグジュペリの作品は著作集などでほとんど読んでいるのですが、中学時代から何度も読んでいるのは「夜間飛行」です。この作品も自分の経験を基にしているのですがやはり自分の内心の吐露や感じたことなどが多い気がします。いい作品ですが、「夜間飛行」のような冷めたというか突き放すようなが感じの方が私は好きです。いい作品であることには変わりはないのですが。2024/02/19

Gotoran

161
郵便飛行操縦士経験での様々なエピソードをもとに、地球という土地に生きる人間について思いを巡らせる。人間本然(本能、役割、使命、幸福、解放、欲求、平和)を追求する精神の気高さ・人間の尊厳、“生き方、在り方”に繋がる、心に沁み込む数多の言葉。「経験は僕らに教えてくれる、愛するということは、お互いに顔を見合うことではなくて、一緒に同じ方向を見ることだと。」有名な言葉。飛んで、戦って、愛して、生きたサンテックスの魂が息づいている。勇気・元気が貰える。折に触れ読み続けてゆきたい名著。2015/03/20

のっち♬

160
飛行家としての感覚、心情、思索を基に、極限状態での僚友との友情や別れ、人間の生き方について綴っている。中でも砂漠で遭難し、奇跡的に生還する章は「人間について、大地が万巻の書物より多く教える」ことを物語っており、事件の渦中に入っても未知を恐れず聡明な慎重さで観察して挑み、危急存亡の時機に人間の本然を見出す様が深い洞察力と考察力による卓越した筆致で描かれている。「精神の風が、粘土の上を吹いてこそ、はじめて人間は創られる」人は人間の働きをしてみて、初めて人間の苦悩を知る、眠った天才性も目覚める。力の限り耕そう。2019/03/14

アキ

129
サン=テグジュペリは1900年リヨン市生まれ。1939年本書を出版。1944年7月31日写真偵察のため発進し消息を絶つ。その頃の飛行機は故障も多く不時着すると原住民に囲まれた。またナビゲーションもなく、山に衝突することもあった。著者が砂漠に不時着した際の体験が綴られていて興味深い。砂漠の中フェネック・砂狐に関心を持ち観察する。そして水もない中歩き続け、リビアの遊牧民に助けられるまでの詩的な文章。最後の章「人間」についての考察がこの本の愁眉。堀口大學の格調高い翻訳文章。香港への機上で読み終えた。2022/12/04

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