新潮文庫
古くて豊かなイギリスの家 便利で貧しい日本の家

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  • サイズ A6判/ページ数 286p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101481210
  • NDC分類 527
  • Cコード C0177

内容説明

古くて趣のある家が集まり、魅力的な英国の住宅地。一方、高価なシステム・キッチンなどを装備しながら、築二十年を経るとほとんど無価値になる日本の家と無秩序な町並み。この違いは、なにが原因なのか?「家は持った時からが始まり。理想の家は手をかけ時間をかけてでき上がる」という英国独特の考え方を通し、便利さと機能ばかり追い求める日本人の生き方を根本から問い直す。

目次

はじめに 日本の家はこのままでいいのか
第1章 なぜ日本人はイギリスに憧れるのか
第2章 賢すぎる日本の家
第3章 家具とインテリアの向こうに見えるもの
第4章 こうもちがう築年数と家の価値
第5章 何が日本の家を醜悪にしたか
第6章 家は手に入れたらそれで終わりか
第7章 とてもおかしな日本の家族と家の関係

著者等紹介

井形慶子[イガタケイコ]
長崎県生れ。大学在学中から出版社でインテリア雑誌の編集に携わる。その後、世界60ヶ国に流通する外国人向け情報誌「HIRAGANA TIMES」を創刊。28歳で出版社を立ち上げ、個性的な暮らしをテーマにした情報誌「ミスター・パートナー」を創刊し、現在同誌編集長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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