新潮文庫<br> たぶんねこ

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新潮文庫
たぶんねこ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 344p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101461335
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

大店の跡取り息子たちと、仕事の稼ぎを競うことになった若だんなだが……。一太郎と妖たちの成長がまぶしいシリーズ第12弾。

若だんな、そんなに頑張ってだいじょうぶ? 両国を仕切る親分の提案で、大店の跡取り息子三人が盛り場での稼ぎを競うことに。体の弱い一太郎は、果たして仕事を見つけられるのか。妖と恋人たちが入り乱れるお見合い騒動、記憶喪失になった仁吉、生きがい(?)を求めて悩む幽霊……兄やたちの心配をよそに、若だんなは今日もみんなのために大忙し。成長まぶしいシリーズ第12弾。

内容説明

若だんな、そんなに頑張ってだいじょうぶ?両国を仕切る親分の提案で、大店の跡取り息子三人が盛り場での稼ぎを競うことに。体の弱い一太郎は、果たして仕事を見つけられるのか。妖と恋人たちが入り乱れるお見合い騒動、記憶喪失になった仁吉、生きがい(?)を求めて悩む幽霊…兄やたちの心配をよそに、若だんなは今日もみんなのために大忙し。成長まぶしいシリーズ第12弾。

著者等紹介

畠中恵[ハタケナカメグミ]
高知県生れ、名古屋育ち。名古屋造形芸術短期大学卒。漫画家アシスタント、書店員を経て漫画家デビュー。その後、都筑道夫の小説講座に通って作家を目指し、『しゃばけ』で日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

156
今回は文庫で12作目ですが、いつもの季節に病を発しなかったので、まわりが気にして半年の間に守ってほしいことを五つ示すのですが、それぞれを破ってしまうということで連作の話が続きます。最後にはいつものように寝付いてしまうのですが、このシリーズは読んでいるとほかの小説とは異なってなんかほっとするような気がします。それでも変なあやかしたちが出ているのですから、変わった小説なのでしょうね。2015/12/24

ゴンゾウ@新潮部

109
今回も心が暖かくなる作品でした。特に後半の2作品が特によかった。何の為に自分は存在するのだろうか。そんなことを我が身に照らして考えてしまった。自分の居場所はどこなのか?それにしても若旦那の成長を感じさせてくれる作品でもありました。2018/06/06

mocha

106
若だんな、兄や達との約束を全部破るの巻。跡取り息子の競争では、商才のあるところを見せた一太郎、体さえ丈夫だったらなぁ。仁吉、心配したよ。栄吉の後輩たちは現代っ子みたいでむかっ腹がたったし、月丸ははた迷惑だ。そして於こんちゃん首つっこみすぎ!私も気分は離れのあやかしの一員。甘いものを食べながら大いに楽しめた。2016/04/27

またおやぢ

105
兄や達と交わした五つの約束。その五つの約束をそれぞれ破ってしまう話が五つ展開する構成が巧みで、且つその一つ一つの話が良くできている。相変わらず病気がちな若旦那ではあるが、商売に、恋に、友情に、はたまた人助けにと忙しく、しかもその対応に成長を感じるのが何とも嬉しい。読了後胸が温かくなるシリーズ第12巻。2016/01/10

sin

97
冒頭の兄や達との五つの約束…それがお題となって一太郎はことごとくそれに背いてしまうという構成が見事だ。そこには『ゆんでめて』にみられたような作品世界を揺るがす危うさはなく、いつもと変わらぬ…という安定が伺えるが決して一本調子に感じさせない語り口のうまさがあるように思えた。しかし、作者の登場人物たちに対する甘さはいかがなものだろうか?“こいさがし”の於こんはそれが伏線になってはいるが“くたびれ砂糖”の小僧の始末はいただけない…2016/12/15

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