出版社内容情報
果てしない無限の宇宙を量りたい--。芸術への尽きせぬ情熱と、波瀾万丈の半生を、天才自らの言葉で綴った、勇気と感動の書。
果てしない無限の宇宙の神秘を量り、一個の水玉である自分の生命を描きたい――。長野県の生家を飛びだし、1950年代に単身渡米。ニューヨークでの無名時代の生き地獄、襲いくる心の病にも負けず、社会の既成概念に挑み、芸術への尽きせぬ情熱を開花させた、日本が誇る天才アーティスト。その魂の軌跡と愛した人々、進化し続ける創作について、自らの言葉で綴った、勇気と感動の書。
内容説明
果てしない無限の宇宙の神秘を量り、一個の水玉である自分の生命を描きたい―。長野県の生家を飛びだし、1950年代に単身渡米。ニューヨークでの無名時代の生き地獄、襲いくる心の病にも負けず、社会の既成概念に挑み、芸術への尽きせぬ情熱を開花させた、日本が誇る天才アーティスト。その魂の軌跡と愛した人々、進化し続ける創作について、自らの言葉で綴った、勇気と感動の書。
目次
第1部 ニューヨークに渡って―前衛アーティストとしてのデビュー 1957‐1966
第2部 故国を去るまで―画家としての目覚め 1929‐1957
第3部 反戦と平和の女王となって―前衛パフォーマンスの仕掛け人 1967‐1974
第4部 私の出会った人、愛した人―G.オキーフ、J.コーネル、A.ウォーホル他
第5部 日本に帰ってから―日本から発信する世界のクサマ 1975‐2002
著者等紹介
草間彌生[クサマヤヨイ]
前衛芸術家。小説家。1929(昭和4)年長野県松本市の種苗問屋の末娘として生まれる。10歳の頃より水玉と網模様をモチーフに絵を描き始める。’57年渡米、翌年ニューヨークに移り、ネット・ペインティングを発表し話題となる。その後も彫刻、映像、パフォーマンス等、自らの表現を追求し続ける。’73年帰国。’83年小説『クリストファー男娼窟』で野性時代新人賞受賞。2009(平成21)年文化功労者に選出される。’11年テート・モダン(ロンドン)企画の欧米回顧展が国立ソフィア王妃芸術センター(マドリッド)からスタート、仏・英・米の主要美術館へ巡回(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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