内容説明
頻繁に観察できる野鳥287種を集めました。精密に描かれたイラスト、鳴き声の分類、生息地域を記した分布図。文庫ならではの実用性を重視した一冊。
目次
アビ目(アビ科)
カイツブリ目(カイツブリ科)
ミズナギドリ目(アホウドリ科;ミズナギドリ科;ウミツバメ科)
ペリカン目(ネッタイチョウ科;アトリ科;ハタオリドリ科;ムクドリ科;コウライウグイス科;モリツバメ科;カラス科)
著者等紹介
久保田修[クボタオサム]
1948(昭和23)年、大阪府生れ。主に自然科学、幼児教育、国内の自然観察ガイド、海外ガイドブックの企画・編集を手がけ今日に至る。ネイチャーネットワーク代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
新地学@児童書病発動中
106
コンパクトにまとめられた素晴らしい図鑑。きれいな鳥のイラストが載っているので、それを眺めるだけでも癒される。大きさや色、鳴き声、特徴などが分かりやすく記載されているので、実際に鳥を見る時に役立ちそうだ。田舎に住んでいるので鳥はよく見ているつもりだったが、これほど多くの鳥が日本に住んでいたとは驚きだ。この図鑑を読んで、カワセミやジョウビタキといった自分の好きな鳥たちにまた会いたくなった。2016/10/04
クプクプ
52
野鳥の図鑑というと高性能のカメラのレンズと高い技術で写された写真を思い浮かべますが、本書は鳥がイラストで紹介されている、とても親しみやすい一冊です。私も最近オートフォーカスで鳥を簡単に写せるズームレンズのデジカメを買ったので読んでみました。この本でハクセキレイとセグロセキレイは頬が白いか黒いかで見分けることを知りました。また中学生の頃、昆虫採集が目的で訪れた大井川の河川敷の柳林で昼にアオバズクを観察したことを懐かしく思い出しました。読み慣れた新潮文庫なので手によくなじむのもいい点です。2019/10/12
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
41
日本にいる野鳥図鑑。写真でなくイラストで書かれている。野鳥でも個性があると違って見えたりするので、意外にイラストの方が検索しやすいし、覚えやすい。ポケット版文庫なので、バードウォッチングに持ち運びやすく便利。場所にいつ飛来するかも書かれているので把握しやすい。2018/05/27
かっぱ
28
また野鳥観察にて持ち歩いたり、家に帰ってから鳥を確かめたりするのに使うと思うけど、一旦、読了とします。2015/06/20
KAZOO
10
日本にいる野鳥の図鑑です。写真ではなくイラストで細かな特徴まで記述してくれるので助かります。300種近くもいたとは思いませんでした。私が見たのはせいぜい5分の1くらいではないかと思います。実際にカワセミを見たときは感激しました。色がすごくきれいですね。2013/09/21