新潮文庫<br> お針道具―記憶の断片

新潮文庫
お針道具―記憶の断片

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  • サイズ 文庫判/ページ数 246p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784101293127
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

職業作家になって以来、夢を見ずに眠ったことはない。せめて一度、夢から名作を、と思うのに、目覚めれば忘れてしまう口惜しさ。朝に呻吟、晩に懊悩、反吐をはくような苦しみの中で書いた作品も、ある。けれど、平凡な人間の地道な人生をじっくり描いてゆく、その楽しさ。破天荒な人物の生き方を、舌を巻きつつ辿る、その醍醐味…。創作活動の節目節目で、深く心に刻まれた記憶の数々。

目次

第九回太宰治賞受賞の言葉
直木賞のこと
『序の舞』連載を終えて
京ことば
私の小説ことばの原型―広辞苑
天璋院篤姫
歌舞伎の奥深さ痛感
最後の豆本
スポーツの秋
女の歳時記―作家が仕事場を変えるとき〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コルネリア

1
「よく乾きます」という秋の挨拶が素敵です。2011/12/14

Ms.Gordon

0
2003-20042008/02/25

睦五郎

0
今度はちゃんと小説を読んでみたいです。鬼龍院花子の生涯の決め台詞のところが女の子が使ったらいかんというところがおもしろかった。2008/12/19

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