内容説明
アメリカの禁酒法が惨憺たる失敗に終ったように、酒は天地開闢以来、人間にとって欠くべからざるよき友であった。なかでも“生命の水”と呼ばれるウイスキーは酒の代表格といえよう。―春山行夫・中屋健一らによる〈ウイスキーの歴史〉、山口瞳の〈ウイスキーの飲み方〉、東郷青児・戒能通孝・飯沢匡らによる〈ウイスキー礼賛〉など、各界のバッカスたちの名エッセイを収録。
目次
ウイスキーの語原と歴史（ウイスキーの語原〈春山行夫〉；ウイスキーとアメリカの歴史〈中屋健一〉；洋酒雑考〈山田浩一〉）
ウイスキーの飲み方（山口瞳）
ウイスキー・ミニ百科
エッセイ傑作選「酒・女・世界の酒場」（或る夜の銀座〈北原武夫〉；酒・女・薬〈有馬頼義〉；薬の酒〈門馬直美〉；あの時あの酒〈草野心平〉；赤と黒と白〈徳川夢声〉）
ウイスキー映画館（映画と洋酒〈双葉十三郎〉；眼で飲んだ名場面；酒と映画〈植草甚一〉）
エッセイ傑作選「ウイスキー」（ウイスキー、マッカリ〈東郷青児〉；スコッチの味〈崎川範行〉；夫婦喧嘩とウイスキー〈戒能通孝〉）
酔族館抄
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シンドバッド
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楽しく気軽に読めて、他人にしゃべりたくなる内容。2012/12/13
