内容説明
時の流れを越えて今なお歌いつがれる本物の名曲だけを厳選。「セントルイス・ブルース」から「処女航海」まで、全１００曲を年代順に解説、同時にアメリカ文化全体に視野を広げる。ガーシュウイン兄弟、コール・ポーターなど、代表的ソングライター１０組のプロフィール、歌手別の詳細なディスコグラフィーを併録し、スタンダードを立体的にとらえる、ヴォーカル・ファン必携のガイドブック。
目次
ジャズ・スタンダードのできるまで
ティン・パン・アレーの時代
ジャズ・エイジ
不安な夢の時代
ビッグ・チェンジの時代
シング・アンド・ロックの時代
メロディからリズムへ
ヴォーカリスト別スタンダード名盤ディスコグラフィ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ラー
1
有名スタンダードの簡単な紹介と、名盤案内がメインの本なのかもしれないが、都市音楽の発祥から1960年代までを約１０年毎に記述したコラムが面白い。その時代時代のアメリカの社会やエンターテイメント産業の情勢が分かりやすくまとめられている。2016/06/15
Ukulele Kazu
0
古本やで購入。気楽に読み始めたが、「スタンダードができるまで」や社会的背景から音楽の様子を語っているコラムも読み応えがある。ソングライターの紹介が多い。資料としての価値もあり。2016/06/20
