新潮文庫
かがやく日本語の悪態

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 279,/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101016214
  • NDC分類 814.9
  • Cコード C0195

内容説明

阿呆、馬鹿、間抜け…だけじゃない。日本語にはもっと面白い悪態がいっぱいある。落語、遊里、歌舞伎、芝居、映画、文学作品、方言、そして大学のキャンパス用語と幅広い分野から詩人が集めた、生命力に満ちた悪態の数々。啖呵もあれば洒落もあり、あげ足とりもあれば捨てぜりふもある。日本語の豊潤な世界の一翼を担う味わい深い悪口を選りすぐった、魅力あふれる「悪態大全」。

目次

第1章 落語に息づく悪態
第2章 遊里を彩る悪態
第3章 芝居・映画・文芸に見る悪態
第4章 方言に表現を得た悪態
第5章 現代キャンパスに飛び交う悪態

著者等紹介

川崎洋[カワサキヒロシ]
1930(昭和5)年、東京生れ。福岡に疎開したが、父の急死で西南学院専門学校英文科を中退。上京して横浜の米軍キャンプに勤務。詩作を始め、’53年、同人誌『櫂』を茨木のり子と創刊。’61年以降文筆に専念、詩作のほかに放送脚本、エッセイ、方言研究など幅広い執筆活動を続けている。詩集『木の考え方』『川崎洋詩集』『ビスケットの空カン』(高見順賞)『だだずんじゃん』他、著書に『ことばの力』『日本語探検』『方言の息づかい』など。’70年、ラジオ脚本『ジャンボアフリカ』で芸術選奨文部大臣賞、’97(平成9)年、紫綬褒章、’98年、藤村記念歴程賞、2000年、神奈川文化賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Gen Kato

1
『坊っちゃん』は「悪態」文学の傑作だったことを再認識。あとはやはり落語の言葉が生き生きしていて素晴らしいですね。死語になりつつあるのが口惜しいけれど…2015/01/02

タンバリン

0
今は差別語とされている表現も、その言葉の良さはあったはず。今日の、がんじがらめに制限された表現の状態では、むしろよけいにタチが悪い気もする。2011/10/07

linbose

0
☆☆☆2009/05/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/379812
  • ご注意事項

最近チェックした商品