学校解体新書

学校解体新書

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784098373338
  • NDC分類 370.4
  • Cコード C0037

出版社内容情報

朝日新聞教育担当編集委員として、鋭いジャーナリストの感性で教育の問題点を摘出してきた著者のルポ、インタビュー、取材ノートをまとめた教育時評集。「飽育・過育」の時代からの大転換を大胆に提案。

豊かさを求めて駆け抜けてきた戦後のキャッチアップの時代は終わりを迎えています。今日本の社会システム全体が「制度疲労」をきたし、構造的な変革を求められています。本書は長年にわたって朝日新聞社教育担当編集委員として、鋭いジャーナリストの感性で教育の病巣を摘出してきた山岸氏のルポ、インタビュー、取材ノートをまとめたものです。その内容は、受験戦争の加熱化やいじめ、高学歴化の陰で増加する中途退学者、少子化による大学淘汰、登校拒否、高校入試、大学入試、国際化の波、文部行政批判など多岐にわたっています。 これまで、朝日新聞(がっこう解体新書)、旺文社(大学進学インフォメーション)、小学館(総合教育技術)で連載したものであり、今回それに加筆して収録します。学校や教育を歯に衣を着せず過激に解体し、問題提起するこれらの連載は大きな反響を呼んだものばかりです。

内容説明

子どもたちは大丈夫か。ジャーナリストの鋭い感性が読み解く学校のいま。再生の道。―新聞、雑誌連載中から大反響を呼んだレポート。

目次

第1章 文部省よ哲学持って
第2章 学歴社会を壊すむずかしさ
第3章 大学全入時代の到来