出版社内容情報
ニャロメ、デカパンなど赤塚不二夫の人気キャラクターが登場する迷路絵本。特殊な立体印刷により、目の不自由な人も一緒にさわって遊べます。
ニャロメやデカパンなど、天才ギャグ漫画家赤塚不二夫が生みだしたキャラクターが長い迷路を走ります。隆起印刷により、目の見えない人も見える人も、一緒に楽しむことができます。これぞバリアフリー絵本です。
内容説明
さあ、マラソンゲームがはじまるよ!いろいろまちがった道があるけれど、さいごまでガンバロウ!目をとじて道をさわりながらすすんでみてね。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
keroppi
76
先日放送されたNHK「ザ・プロファイラー 赤塚不二夫」で、この本のことを知る。晩年、入院した後、視覚障害者の子供にも笑顔を与えたいと思い制作されたもの。点字があり、キャラクターたちも浮き上がっていて触って感じることが出来る。ニャロメが、イヤミが、チビ太が、ウナギイヌが、…みんなみんな触れるのだ。そして、赤塚不二夫の優しさにも触れた気がした。2023/01/22
昼夜
16
赤塚先生の自伝ドラマでこの本の存在を知って図書館で借りました。先生が入院したとき出会った目にハンディキャップのある子をどうしても笑わせたいとつくられた本、お馴染みのキャラクターが勢ぞろいでマラソンゲームをしています。表紙から字は点字絵は凸凹加工で書かれていて目を閉じて触って体験してみました。こういう本がもっとふえればいいのにと思います。2019/01/12