出版社内容情報
保育園の3歳児クラスに通い始めたしげちゃんは、ダウン症というハンディをもっています。ある日、同じ保育園に通う少女、あらちゃんと仲良しに…小さなドラマの始まりです。しげちゃんの1年間を見つめた写真絵本です。
星川 ひろ子[ホシカワ ヒロコ]
著・文・その他/写真
内容説明
「しげちゃんが、はじめてあたしの名前をよんだ!」ダウン症の幼児と少女との出会い。保育園の中で、ゆっくり成長していくしげちゃんの1年間を追った写真絵本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネギっ子gen
38
保育園の3歳児クラスに通い始めたしげちゃんには、ダウン症というハンディが。ある日、同じ保育園に通うご近所のあらたちゃんと仲良しに――こどもの豊かな表情を味わえる写真絵本。「あとがき」:<先入観でものを見やすい大人たちに比べ、子どもたちは、心にバリアを張りません。柔軟な心でハンディのある人を“となりの”存在にすることができるのです。ごく自然に、どこにでもいる友だちとして接すること/みんなの心の中で、ハンディのある人が“となりの”存在になったら、どんなにうれしいことでしょう>。同感です。「自然に」が大事と。⇒2021/05/25
どあら
27
図書館で借りて読了。ダウン症のお子さんはうちの子達の周りにもみえて、当たり前に接して溶け込んでいる状況は良いもんですね!(^^) しげちゃんもゆっくりお兄さんになっていくのね!2020/09/04
おはなし会 芽ぶっく
15
となりに越してきたしげちゃん。みんなと違うのはダウン症だからですが、「みんなよりゆっくりおおきくなるの」というしげちゃんのお母さん。保育所に表紙のしげちゃんとそっくりな子がいるので、本人かと思いました!2019/12/23
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
11
ダウン症のしげちゃんと保育園の子供たちとの交流。子供が療育園に平行通園するようになり色んな子達に出会いました。皆の純粋さと一生懸命さがとても手に取るように分かり、子供同士も見る目線が健常児に比べ優しいなぁと感じる場面が多々あります。感受性の高い時期に療育園に通えて良かったなぁと、この本を読みながら感じました。この本の保育園児たちもこれからの生き方にもプラスになったと思います。2015/12/31
☆初音☆
11
ダウン症の男の子しげちゃんの成長の写真絵本。「あーちゃん」って呼べるようになったところで涙が出た。。。知り合いや親戚にダウンちゃんがいるのですが、彼らも一生懸命なのを思い出して、ウルウル。しげちゃんかわいいね。2015/11/25