出版社内容情報
てんじつきさわるえほん
点字の線をさわってたどり、迷路を楽しむ絵本です。収録される迷路は、全11種類。単一の線をたどってゆく簡単なものから始まり、順を追って難しいものにチャレンジしてゆきます。カラーの印刷部には、市松模様などの模様を配置。点字迷路を隠す効果を出し、全盲の方、弱視の方、目の見える方を含め、歯ごたえのある迷路遊びができます。未就学の子どもから大人まで、幅広い年齢層の方が遊べる迷路です。
【編集担当からのおすすめ情報】
本書は、てんじつきさわるえほんの「偕成社・こぐま社・小学館3社同時出版企画」の1冊として、発売します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
♪みどりpiyopiyo♪
54
これ、面白かった♪ 点字の線をさわってたどり、迷路を楽しむ絵本です。全盲の人も、弱視の人も、晴眼者(健常者)も、大人も子供もみんなで遊べます☆ ■簡単なものから 段々と難しくなって、全部で11種類の迷路が楽しめます。晴眼者は目隠ししたら更に難易度上がるよ♪ ■みんなで楽しめるコンテンツっていいね。検索したら シリーズで何冊もあるみたい。晴眼者にも知って欲しいから、病院や銀行などの待合席にも置いて欲しいです ( ' ᵕ ' ) (2013年)(→続2019/10/25
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
48
11種類の迷路を点字付きで触る絵本。目を閉じて触ると難しい。手先の感覚って意外に分かりずらいな~と実感。2014/09/06
ヒラP@ehon.gohon
29
目をつぶって、スタートから指で点線を辿っていくと、何度もいきどまリにぶつかって、その都度方向を変えました。 目が見えないということは、何も持たないと迷路の中にいるような感じなのでしょうか。 点字を読む疑似体験をしたような気持ちにもなりました。 目の不自由な人の指先は繊細に点字を読み取っていくのですね。 指で感じる迷路でした。2022/01/11
たまきら
22
第1弾です。指で追うとき、自然と目が閉じるのが面白い!集中するとそうなるのかな。あとは光に反射させてみるというずるい攻略法をオトンが発見。2020/06/23
いろ
16
点字のでっぱりを利用して作られたユニバーサルデザイン迷路絵本。点字とは?を知り,目が不自由な体験を子供でも出来て良さそう,と以前から気になるものの,常に予約待ち。偶然図書館で見つけて即借りる。7歳男児&お父さん(夫)も一緒になって実践♪ 「見ずにやると,先が見通せないから,すごーーーく難しくなるね。」新鮮な発見。大人も夢中で遊ぶ。迷路全体を凸点字部分を意識せずに見ると,シンプルな和模様になっているのも素敵☆ 貸出期間中にすぐに次の予約が入り,延長できなくなったけど,「またいつか借りて来てね。」と息子^^2015/11/25