小学館ライブラリー<br> 大系 日本の歴史〈15〉世界の中の日本

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大系 日本の歴史〈15〉世界の中の日本

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  • サイズ A6判/ページ数 441p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094610154
  • NDC分類 210.1
  • Cコード C0321

出版社内容情報

いまや戦後を「歴史」として見つめなおす時期がきているのではないか。激動する国際社会の中での40年の歩みと、世界、そして日本の将来への展望を論じます。

目次 戦後の総決算とは?はじめに? 降伏と占領 廃墟の中で/降伏した日本/戦後の世界とアジア/はじめての占領軍 民主化の嵐 占領下の改革/高まる民衆運動/新憲法の制定 中道政権の興亡 社会党首班内閣の出現/冷戦下の日本/経済再建への道 逆コースから講和へ 占領政策の転換/朝鮮戦争/講和への道 再軍備と平和運動 戦前回帰への動き/保守再編と再軍備/平和運動の高まり 五五年体制の成立 社会党統一と保守合同/国際社会への復帰/高度成長のはじまり 安保に揺れる日本 岸内閣と安保改定/安保条約の改定/保守の転換 経済成長への道 高度経済成長政策/高度成長を支えるもの/オリンピックと 池田退陣 発展つづく経済と、公害 日韓条約とベトナム戦争/第二次高度成長/安保の自動延長 高度成長の終幕 低成長への転換/日本社会の変容/保守支配の危機 危機から繁栄へ 世界同時不況の中で/日米関係の新段階/保守化の進行 経済大国から軍事大国へ 第二次石油危機と日本/経済大国と日米同盟関係/軍事大国への道程 冷戦の終結と昭和の閉幕 新時代の中で/総決算の仕上げ/昭和の終焉 あたらしい世界と日本 ゆれ動く世界/岐路にたつ日本/自民党長期政権の終

内容説明

この巻は、一九四五年から九三年夏までの約五十年を対象としている。敗戦直後の廃墟から経済大国となるまでの過程にかかえこんだ課題は何か。五五年政治体制の軌跡とその崩壊後の問題点を直視する。

目次

戦後の総決算とは
降伏と占領
民主化の嵐
中道政権の興亡
逆コースから講和へ
再軍備と平和運動
五五年体制の成立
安保に揺れる日本
経済成長への道
発展つづく経済と、公害
高度成長の終幕
危機から繁栄へ
経済大国から軍事大国へ
冷戦の終結と昭和の閉幕
あたらしい世界と日本
経済大国のゆくえ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sine_wave

8
1945-1993年、第二次世界大戦後から細川内閣成立までの現代史である。私は1942年生まれであり、1945年8月1日の富山市空襲を、20km離れて空が赤くなっているのを見ていた記憶がある。なので本書の内容は自分の生きてきた時代のおさらいでもある。これで「大系日本の歴史」全15巻を完読した。2021/01/21

gkmond

1
勉強になったが密度が濃くて読み進めるのに時間がかかった。読み終わらないかと思った。ところどころで筆者の考えが出ているのもよい。93年時点で不景気底打ち宣言してたのは初めて知った。自民党その頃から無能だったんだな。2024/04/25

あしお

1
バブリーな空気を懐かしみながら読みましたw。平成元年から見た戦後史なので、この後日本が長い不況に苦しむ事を全く知らず、焼け野原から立ち直った平和で繁栄した日本が読めます^_^;。 時代が変わると人物や事件の評価は随分変わるものです。同時代に各首相がどう見られていたか、意外なものもありました。岸さんまではいかにも戦前の政治家という印象。2020/12/04

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