日本史の社会集団 〈第3巻〉 中世武士団 石井進(歴史学)

日本史の社会集団 〈第3巻〉 中世武士団 石井進(歴史学)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 477p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784094011234
  • NDC分類 210.08
  • Cコード C0121

出版社内容情報

(石井 進)

弓馬の達人としての誉れを競い合った華やかな中世の武士たち。しかし彼らの真の姿は、土に根を張り祖先伝来の所領に生命をかける地方領主のそれであった。本書は、平将門が覇を唱えた坂東常陸や瀬戸内小早川氏の沼田荘、戦国城下町一乗谷など典型的な武士団の本拠を踏査。さらに関東武士の塔婆「板碑」の研究や敵討で有名な『曽我物語』の分析を通して、中世の主役武士団の生き様に迫る。

内容説明

弓馬の達人としての誉れ、土地に命を懸ける領主としての意気地など、中世武士団の姿に迫る。

目次

中世武士団の性格と特色―はじめに
曽我物語の世界
敵討とその周辺
「兵」の館をたずねて
「兵」から鎌倉武士団へ
板碑は語る
武士団とは何か
小早川の流れ(鎌倉時代の歩み;南北朝・室町時代の武士団)
埋もれていた戦国の城下町―朝倉氏の一乗谷
失われたもの、発見されるもの―おわりに

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