日本人が知らない「日本の姿」―シンガポール財閥総帥夫人からの警鐘

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093896610
  • NDC分類 304
  • Cコード C0095

出版社内容情報

タイガーバームで知られるシンガポール財閥の胡一族総帥に日本から嫁いだ胡暁子女史の人脈は、アジア各国の政財界トップにおよんでいる。その交流から知った日本人の真の姿を指摘し、敢えて苦言を呈する。

 アジアで最も有名な日本人の1人である胡暁子さんは、タイガーバームで巨大財閥を築いた胡一族の総帥に嫁いだ、戦後日本の先駆的国際人です。胡さんが30年前の昭和48年に、日本人が真の国際人となるために何が必要かを書いた『国際人へのパスポート』は、40万部の大ベストセラーになりました。その後、胡一族のファーストレディとして、アジア各国の政財界トップとの交流を続ける中で、日本人の国際的な地位がまったく向上しないことを憂慮してきた胡さんは、新たに警鐘の書を書き下ろすことにしました。それが本書『日本人が知らない「日本の姿」』です。日本にとって重要なアジア各国の日本を見つめる本音の気持ちを知って欲しいというのが、祖国日本を心配する胡さんの願いです。

内容説明

祖国よ、蘇れ!もっと品格ある国へ―あの「タイガーバーム」の胡財閥に嫁ぎ、シンガポール建国から今日までをつぶさに見た日本人女性が祖国へ寄せる、愛と示唆に満ちた直言。

目次

第1章 日本の今を憂える
第2章 東南アジアとのつきあい方
第3章 日本語のこと、メディアのこと
第4章 国際人になるためのマナー
第5章 私が歩んだ人生
第6章 民度は教育で決まる

著者等紹介

胡暁子[コアキコ]
昭和2年、東京都生まれ。番町小学校を経て文化学院卒。タイガーバーム3代目社長、胡一虎氏に嫁ぎ、星虎公司の社長や役員などを歴任。シンガポール赤十字副総裁、オイスカ・シンガポール代表、その他、胡一虎財団、トリニダード・トバゴ共和国名誉総領事、オイスカ・カンボジアの役員を務めるなど多方面で活躍。福祉活動、難民救済活動、東南アジアと日本の架け橋として相互理解を深める活動にも積極的に取り組む。その功績を認められ、89年には日本国よりメダルを、90~94年にわたりシンガポール赤十字から4回、92年にはシンガポール国より勲章を受章
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