宙(そら)ごはん

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宙(そら)ごはん

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  • サイズ 46判/ページ数 369p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093866453
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

この物語は、あなたの人生を支えてくれる

宙には、育ててくれている『ママ』と産んでくれた『お母さん』がいる。厳しいときもあるけれど愛情いっぱいで接してくれるママ・風海と、イラストレーターとして活躍し、大人らしくなさが魅力的なお母さん・花野だ。二人の母がいるのは「さいこーにしあわせ」だった。
宙が小学校に上がるとき、夫の海外赴任に同行する風海のもとを離れ、花野と暮らし始める。待っていたのは、ごはんも作らず子どもの世話もしない、授業参観には来ないのに恋人とデートに行く母親との生活だった。代わりに手を差し伸べてくれたのは、商店街のビストロで働く佐伯だ。花野の中学時代の後輩の佐伯は、毎日のごはんを用意してくれて、話し相手にもなってくれた。ある日、花野への不満を溜め、堪えられなくなって家を飛び出した宙に、佐伯はとっておきのパンケーキを作ってくれ、レシピまで教えてくれた。その日から、宙は教わったレシピをノートに書きとめつづけた。
全国の書店員さん大絶賛! どこまでも温かく、やさしいやさしい希望の物語。

内容説明

大丈夫。わたしを頼って。きっと、この物語はあなたの人生を支えてくれる。2021年本屋大賞第1位『52ヘルツのクジラたち』『星を掬う』の先にたどり着いた救いと再生の物語。

著者等紹介

町田そのこ[マチダソノコ]
1980年生まれ。2016年「カメルーンの青い魚」で第15回「女による女のためのR‐18文学賞」大賞を受賞。17年、同作を含む短編集『夜空に泳ぐチョコレートグラミー』でデビュー。『52ヘルツのクジラたち』で2021年本屋大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

828
町田 そのこ、4作目です。最新作は、不器用な家族の愛の物語、感涙作でした。複雑な環境で育ったにも関わらず、宙は本当に良い娘です。今年のBEST20候補、本屋大賞にもノミネートされそうです。元気の出る魔法のふわふわのパンケーキを食べてみたい🥞🥞🥞 https://www.shogakukan.co.jp/pr/sora/2022/07/18

さてさて

809
人が生きていく中に”食”は欠かせません。それは、どんな関係性の家族にあっても変わらないものです。この作品では、町田さんの作品に定番の親と子の関係性が描かれていく物語の中に、”食”を作り、食す場面が織り込まれることで、作品が重くなりすぎるのを中和する絶妙な効果を生んでいました。町田さんならではの美しく綴られていく文章に心地よい読書の時間を味わえるこの作品。美味しそうな”食”の描写の数々に、食欲が刺激されもするこの作品。そんな物語の中に、今の世の人々が思う家族の悩み苦しみ、そして喜びを見た、そんな作品でした。2023/02/27

ミカママ

659
不思議なタイトルだなぁと思っていた。母親がふたりいる、主人公の宙(そら)ちゃん。料理の苦手な母親の助っ人で彼女の幼馴染かつ崇拝者のやっちゃんも登場して。影の主役は、主に宙とやっちゃんが作る美味しいお料理。いわく「思いがこもった料理は、ひとを生かしてくれる」。町田さん大ファンの読み友さんが、町田さんはこの料理を全部ご自分で作られて作品を執筆されたそう、と教えてくれた。辛(から)いことをいえば、彼らの抱える問題がどれも大きすぎるということ。犠牲になるのはいつも子どもたちだ。そして最終章は酷すぎるよ、町田先生。2023/08/16

まちゃ

631
人とは多面的なもので、その繋がりの中から人間性が育まれていくのだと、考えさせられるやさしい物語でした。共感できることの多い、町田さんの集大成ではないかと思える作品。お薦めです。第二話からは、先が気になって一気読み。2022/07/30

うっちー

625
私には少し重すぎました2022/07/09

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