逆説の日本史〈21〉幕末年代史編4―高杉晋作と維新回天の謎

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逆説の日本史〈21〉幕末年代史編4―高杉晋作と維新回天の謎

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  • サイズ B6判/ページ数 409p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093798686
  • NDC分類 210.04
  • Cコード C0095

出版社内容情報



井沢 元彦[イザワ モトヒコ]
著・文・その他

内容説明

明治維新とは一体何だったのか?激動の「幕末年代史編」ついに完結!

目次

第1章 明治維新まであと3年!一八六五年編―“犬猿の仲”薩長を接近させた坂本龍馬の秘策(長州藩危急存亡の渦中、高杉・西郷が交錯した下関大坂屋の夜;大雪になった功山寺決起日を高杉が「縁起がいい」と思ったワケ ほか)
第2章 明治維新まであと2年!一八六六年編―天才・高杉晋作とミニエー銃が帰趨を決した「四境戦争」(ユニオン号購入で薩長の板挟みに苦しんだ、上杉宗次郎という男;木戸が記した薩長同盟合意内容メモの「保証人」となった坂本龍馬 ほか)
第3章 明治維新まであと1年!一八六七年編―孝明帝の死と「倒幕の密勅」の衝撃(ナポレオン三世を目指した慶喜は「最後の将軍」を自任していたのか?;孝明帝は“細菌テロ”による「傷害致死」で命を落とした!? ほか)
第4章 明治維新成る 一八六八年編―江戸百万の人々を救った慶喜の「大功績」(新政府に参画するチャンスをみすみす逃した慶喜の“覚悟の無さ”;「王政復古の大号令」は二段構えでようやくまとまった ほか)

著者等紹介

井沢元彦[イザワモトヒコ]
作家。1954年2月、愛知県名古屋市生まれ。早稲田大学法学部卒業。TBS報道局記者時代の80年に、『猿丸幻視行』で第26回江戸川乱歩賞を受賞。現在は執筆活動に専念し、独自の歴史観で『逆説の日本史』を『週刊ポスト』にて連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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優希

77
明治維新に至るまでの3年間の歴史が語られています。前半はまさに高杉晋作に焦点を当てるがために描かれた印象を受けました。いかに天才だったのかが見て取れます。奇兵隊を率い、志半ばにして死した高杉。その後の長州の動きを描くと思えば、後半では幕府サイドへと視点が動く。一族の汚名であっても切腹はせずに大政奉還の道を選んだ徳川慶喜のあり方は腑に落ちました。歴史は政治絡みで動くことを改めて気づかされたような気がします。2018/04/09

優希

60
幕末から明治維新までの3年間の歴史が語られます。前半は高杉晋作に焦点を当て、後半では維新について書かれているという印象でした。前半を読むだけで、高杉さんがいかに天才だったかが見てとれます。奇兵隊を率い、志半ばで亡くなった高杉さん。その後の長州が描かれていると思えば、明治維新と幕府について書かれていました。一族の恥であっても大政奉還を成し遂げた徳川慶喜を見たようです。歴史は誰かが何かを率いると同時に政治も動かしていることがわかりました。2020/10/17

シュラフ

39
井沢元彦の鋭い指摘に感心するこのシリーズであるが、司馬遼太郎の小説のおかげでわりとよく知る時代であるせいか真新しい発見はなかった。ただ、いままで坂本龍馬と坂本竜馬はどちらが正しいのか、また坂本龍馬のスーパーマン的活躍は本当だったのか、ずっと疑問に思っていたので、司馬遼太郎はフィクション的要素を多分に持ち込んだので「竜馬」としたとの指摘には納得。それにつけてもいつも悩ましいのは徳川慶喜の評価。江戸の街を焦土の危機から救った英雄なのか、武士の風上にもおけない卑怯者なのか。結果オーライを見れば英雄ということか。2017/07/09

シュラフ

22
「容堂も後藤も迷っていた。このままではいけないが、ではどのように動いていいかわからない。そこで、龍馬が長崎から大阪に向かう船中で、「新らしい日本国はこのようにすればいい)という方針案を示した。「船中八策」という。」この船中八策のアイデアは容堂から将軍慶喜へと提言され、大政奉還へとすすむ。史実の上では龍馬が船中八策のアイデアを思いついたというわけではなく、アイデアが実行されるよう仕向けたというのが正しいらしいが、いずれにせよ土佐藩の(上士でもない)下士の坂本龍馬が新しい時代を切り拓くというのが痛快である。2021/09/19

Kaz

19
明治維新をここまで深く掘り下げた著書を読んだことがなかったので、知らなかった情報が満載で読み終えるまで時間がかかってしまいました。この時代になってくると資料も豊富になり、その分史実も詳細かつ複雑になるため、理解するのが大変ですね。また、著者が常々言っている「資料の裏側」も複雑になり、何が真実か、何が虚構か、判別するのが難しくなってきますね。それにしても、幕末の志士たちは、本当に若いですね。全員今の自分より若いなんて、信じがたい事実です。2015/03/13

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