逆説の日本史〈20〉幕末年代史編3―西郷隆盛と薩英戦争の謎

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逆説の日本史〈20〉幕末年代史編3―西郷隆盛と薩英戦争の謎

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  • サイズ B6判/ページ数 405p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093798518
  • NDC分類 210.04
  • Cコード C0095

出版社内容情報



井沢 元彦[イザワ モトヒコ]
著・文・その他

目次

第1章 明治維新まであと6年!一八六二年編―幕府を窮地に陥れた生麦事件と島津久光(幕末年代史編、前巻までの時代の流れ;国父・島津久光に「地ゴロ」と言い放った西郷隆盛の思惑;倒幕派藩士を説得に向かった西郷に対して久光が「爆発」したワケ ほか)
第2章 明治維新まであと5年!一八六三年編―“攘夷は不可能”を悟らせた薩英戦争と下関戦争(坂本龍馬の「船中八策」に影響を与えた横井小楠という大人物;公使館焼き討ちは「隠れ開国派」高杉晋作による“ガス抜き”だった!?;公使館焼き討ち実行犯が数か月後に留学した“謎” ほか)
第3章 明治維新まであと4年!一八六四年編―沖永良部島流罪の西郷赦免で歴史は動いた!(沖永良部島流罪で衰弱死寸前の西郷を救った現地役人の機転;虚無の中から西郷を立ち直らせ活路を開いた「敬天愛人」思想;「将軍家を支える雄藩連合」確立を目指した島津久光の思惑 ほか)

著者等紹介

井沢元彦[イザワモトヒコ]
作家。1954年2月、愛知県名古屋市生まれ。早稲田大学法学部卒業。TBS報道局記者時代の80年に、『猿丸幻視行』で第26回江戸川乱歩賞を受賞。現在は執筆活動に専念し、独自の歴史観で『逆説の日本史』を『週刊ポスト』にて好評連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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優希

73
1862年からの3年間の激動の歴史が語られています。攘夷から開国へと続く礎を見たようでした。時代の流れは幕府ではなく、雄藩である薩長へと導かれる。英国艦隊に惨敗することで、動きを変える薩摩と突き進もうとする長州。幕末の長州はいかに無謀かということが伺えます。しかし。薩長がそれぞれの形で力を発揮することで、倒幕へと動いていくことはまぎれもない史実であるのです。2018/04/09

優希

51
1862年からの激動の3年間が語られています。攘夷から開国への道標をみたようでした。時代の流れは攘夷へと導かれているからでしょうね。時代の流れは薩長へ。英国艦隊の敗北から薩長が動き出したように思います。薩長のそれぞれの歩みが討幕の道を動いていると言えますね。2022/04/22

ころこ

39
幕末ほど細かい事象を追うことで、かえって分かることがある時代も珍しい。その理由のひとつは、尊王攘夷とその対抗路線が思想だと考えられていることにあるのではないか。開国は方法論の違いで、まずは技術を吸収することを優先はするが、本音は攘夷である。これを戦後の国際主義やグローバリズムと同一視すると全く分からなくなる。むしろ、現在の日本人が江戸時代に似ており、コロナの対応に顕著だった生活保守は鎖国(つまり攘夷)に近いのではないだろうか。日本の権力は多重構造になっているので、尊王と佐幕で人間関係や個別の権力関係に影響2022/11/01

シュラフ

18
「もっとも優秀な勝海舟や坂本龍馬は「現実を見なくとも敵の優位を理解する」。次に優秀な高杉晋作は「見て理解する」。同じく薩摩藩の人々も「話には聞いていたがやはり敵は強い。」と悟った。ところが長州藩過激派は、それでもまだ旧式大砲のみで外国に勝てると信じていた。」幕末の日本 を滅亡にさらしかねない長州的観念論の危険性は、ありのままの現実を見ようとしない姿勢による。ふとここで我が身を振り返る。我が行動パターンは、嫌なこと・考えたくないことにフタをしてしまうことが多い。頭の悪い人間である。現実に向き合って生きよう。2021/09/18

ren5000

18
明治維新までの数年間はなんと激動の年だったかよく分かりました。日本史上一番じゃないかという濃密さです。攘夷ひとつにとってもそれぞれの考え方があり入り乱れて分かりづらかったのがこの本を読んで少し納得と共に理解できたかも?しかし幕末の長州の考え方は今の日本にも通じるものがあって考えさせられるなぁ。2014/06/23

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